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2025.02.28

京都でのお宮参りの服装マナーを解説!レンタル着物で参加する際の注意点も紹介

赤ちゃんの生後1か月が近づくと、お宮参りの服装を考え始めるママやパパは多いのではないでしょうか。

お宮参りは生まれてきた赤ちゃんにとって初めてのお祝い事なので、ハレの日に適した服装を選びたいものです。

本記事では、赤ちゃんや両親のお宮参りでの服装マナーやレンタル着物を検討中の方向けに注意点をまとめました。

京都着物レンタル梨花和服では、京都でのお宮参りにぴったりな訪問着のレンタルを提供しています。

記念すべき1日を華やかに彩る着物をお探しであれば、ぜひ当店をご利用ください。

京都でお宮参りする際に気になる服装のマナーとは?選び方も紹介

お宮参りの服装と聞くと、抱っこした赤ちゃんを着物で包んでいる姿を連想する方が多いでしょう。

イメージはあるものの、実際はどのような服装を着るべきかわからない方に向けて服装のマナーや選び方をまとめました。

  1. ・赤ちゃん
  2. ・母親
  3. ・父親
  4. ・祖父母をはじめ親戚

赤ちゃん

お宮参りの主役である赤ちゃんの服装は、白羽二重の着物の上に祝着(のしめ)や産着(うぶぎ)と呼ばれる着物を着るのが伝統的な組み合わせです。

ただし、白羽二重は白絹で作られた高価な着物であることや着る機会の少なさから、近年は白羽二重の代わりに真っ白なベビードレスを着せるのが主流となっています。

男の子の場合

男の子の祝着で定番の柄は、出世や大成を表す「熨斗目模様(のしめもよう)」です。

具体的には強さやたくましさの象徴である兜や虎、縁起物の軍配や宝船、出世・大成を意味する龍や鷹などの柄があり、赤ちゃんの健やかな成長への願いを込めた華やかな絵柄となっています。

祝着の色味としては黒・濃紺・紫・深緑のようにシックで濃い色合いが主流ですが、白・ベージュ・水色・黄緑のようなやわらかな色合いも近年人気を集める色味です。

女の子の場合

女の子の祝着では、美しさや気品を表す「友禅模様」が定番です。

牡丹や芍薬(しゃくやく)など美しい成長を意味する花のほか、冨や華やかさの象徴である御所車・花車、鈴や手まりといった縁起物などが描かれます。

シックな男の子の祝着と異なり、女の子の祝着は明るく華やかな色合いが特徴的で赤・ピンク・黄色などを使ったものが多いです。

最近は清楚な雰囲気や優しい印象があるパステルカラーの祝着も増えており、おしゃれなデザインも楽しめます。

お宮参りの服装と着物選びでの注意点を詳しく見る

母親

お宮参りの服装を選ぶ際は赤ちゃんに合わせて服装を選ぶこと、赤ちゃんよりも格の高い服装は避けることを意識します。

そのため、赤ちゃんが和装なら母親は和装、洋装なら洋装を選びましょう。

お宮参りでは赤ちゃんに祝着を着せるのが定番のため、祝着に合わせて母親も和装で合わせるのが人気のコーディネートです。

和装の場合は訪問着や色無地がおすすめで、特に訪問着は色・柄ともにバリエーションが豊富なので祝着に合わせたデザインを選べます。

洋装の場合は、黒・紺・グレー・ベージュなどのワンピースやセレモニースーツを合わせましょう。

父親

父親が服装を選ぶ際のポイントも基本的には母親と同様ですが、赤ちゃんと母親が和装の場合でも父親はスーツを着るパターンが大半です。

袴を着る場合は五つ紋ではなく、一つ紋もしくは三つ紋で格が高くなりすぎないように注意します。

スーツはブラックスーツやフォーマルスーツなどの礼服で、黒・濃紺・グレーを選びましょう。

当日のネクタイは白・シルバーが基本ですが、祝着の色合いを取り入れたネクタイを合わせるのもおすすめです。

祖父母をはじめ親戚

お宮参りに一緒に参加する祖父母や親戚も、主役の赤ちゃんよりも控えめな服装を選びます。

かつては第一礼装の黒留袖が祖母の服装として定着していましたが、現在は母親と同じく訪問着もしくは洋装を選ぶのが主流です。

母親と祖母がどちらも着物を着る場合は、お互いの着物の色・柄のバランスを考えてデザインを選びましょう。

祖父はスーツを着るのが定番となっており、黒・紺・グレーであればビジネススーツでも構いません。

京都のお宮参りで着物レンタルする際は梨花和服をご利用ください

訪問着

梨花和服は京都市内に4つの店舗を構え、お宮参り先に近い店舗が選べます。

どの店舗も最寄りの駅やバス停へのアクセスに優れているので移動の負担がかかりません。

当店では当日の着付け・ヘアセットをプロの着付け師とヘアスタイリストが担当し、お子さんの記念すべき1日にぴったりな美しい着物姿へと仕上げます。

また、前日まではキャンセルが無料なのでお子さんの急な体調不良で日程を変更する場合も安心です。

祝着も3,500円(税込)でレンタルできるので、母親とお子さんの着物の準備をまとめて済ませられます。

京都の着物レンタル・梨花和服ではお宮参りにぴったりな訪問着プランをご用意

訪問着

お宮参りにぴったりな「京都訪問着レンタルプラン」には、訪問着・袋帯・着付け小物一式・ヘアセット・髪飾り・荷物の預かりが含まれています。

訪問着を着るのに必要なものが全て揃っているプランのため、当日は手ぶらで利用可能です。

当店ではハレの日にぴったりな正絹を使ったランクの高い訪問着も、追加料金なくお選びいただけます。

訪問着に合わせて帯やバックも自由に選べるので、ハレの日を彩る着物コーディネートを自分らしくお楽しみください。


価格(税込) 15,000円
ヘアセット
髪飾り
荷物預かり
所要時間 50~70分
返却時間 17:30まで
詳細 京都訪問着レンタルプラン

 

京都でお宮参りする際は四季を感じつつ写真に残すのもおすすめ

京都の神社には歴史ある伝統的な場所が多いほか、自然豊かな景観を特徴とする場所も多いです。

桜や梅のように四季を印象づける花や紅葉による景色は、お宮参りの特別な1日をより華やかに彩ってくれます。

自然の景観とも相性が良い着物姿は、四季折々の景色とともに写真を残すのにもぴったりです。

厳かな神社の雰囲気に合うだけでなく、境内で撮るお子さんとの何気ないワンシーンも着物姿であれば華やかで特別感のある1枚になるでしょう。

着物にぴったりな京都のインスタ映えスポットを確認する

京都で祝い着・訪問着を着てお宮参りする際の注意点

京都でのお宮参りで訪問着や祝着を着る場合は、赤ちゃんや着物を着ている方が快適に過ごせるように以下の3点に注意しましょう。

  1. ・天候に応じて和装の寒さ・暑さ対策を万全にする
  2. ・着物とお宮参りのしきたりに合う髪型・小物選びを心がける
  3. ・アクセスが良く赤ちゃんの負担になりにくい神社を選ぶ

天候に応じて和装の寒さ・暑さ対策を万全にする

生後1か月の赤ちゃんは、外出に慣れておらず体温調節が苦手です。

寒すぎても暑すぎても赤ちゃんにとっては不快なので、天候に応じて寒さ・暑さを対策しましょう。

また、着物を着る方も赤ちゃんと同じように快適に過ごすための対策が必要です。

寒さ対策の例

寒さ対策としておすすめのアイテムは、以下の通りです。

  1. ・保温インナー
  2. ・手袋
  3. ・レギンス・タイツ
  4. ・マフラー・ショール
  5. ・カイロ

寒さが気になる季節には、着物の下に保温インナーを着たりレギンスを履いたりするのがおすすめです。

汗をかいて熱がこもりやすい赤ちゃんは薄手の服装を重ねて、ミトンやレッグウォーマーなど着脱しやすいアイテムで体温を調節できるようにしましょう。

着物レンタルで活躍する寒さ対策必需品を確認する

暑さ対策の例

暑さ対策としておすすめのアイテムは、以下の4つです。

  1. ・冷感インナー
  2. ・日傘・帽子
  3. ・ハンディファン
  4. ・保冷剤・アイスノン

着物姿で赤ちゃんを抱っこして祝着を羽織ると熱がこもりやすいため、ハンディファンやガーゼで包んだ保冷剤を使って抱いても熱がこもらないように気をつけましょう。

夏の日差しを防ぐために日傘を使ったり、赤ちゃんに帽子をかぶせたりするのもおすすめです。

夏に着物をレンタルする際のポイントを詳しく見る

着物とお宮参りのしきたりに合う髪型・小物選びを心がける

お宮参りで着物を着る際は、着物姿に合う髪型や小物選びを心がけましょう。

着物に合わせる髪型はハーフアップなどのダウンヘアよりも、アップヘアや編みおろしの方が上品な印象に仕上がります。

髪飾りやアクセサリーも大きすぎるものや派手なデザインは避け、華美でないものを選びましょう。

訪問着には程よい華やかさがあり、落ち着いた印象とフォーマル感を演出してくれるパールを使った小物がおすすめです。

アクセスが良く赤ちゃんの負担になりにくい神社を選ぶ

お宮参りで参拝する神社はできる限り移動時間が短く済み、アクセスしやすい場所を選びましょう。

外出に慣れていない赤ちゃんにとって、長距離・長時間の移動は疲れやすく大きな負担がかかります。

移動による疲れでお宮参りを終えてから体調が崩れてしまうことも十分考えられます。

最寄りの駅・バス停から神社までの距離や自宅からの移動時間などを考慮して参拝先を選び、赤ちゃんの負担が少なく済むように心がけてください。

京都のお宮参りで着物をレンタルした時におすすめの神社

京都にはさまざまな神社が点在していますが、なかでも着物をレンタルして参拝する場合のおすすめ神社が以下の5つです。

  1. ・北野天満宮
  2. ・上賀茂神社
  3. ・平安神宮
  4. ・下鴨神社
  5. ・八坂神社

北野天満宮

引用:北野天満宮 公式HP

菅原道真公を御祭神とする全国約12,000社の天満宮・天神社の総本社が北野天満宮です。

「北野の天神さま」として親しまれ、学業成就や合格祈願を中心に幅広く信仰されています。

毎月25日は「天神さんの日」で知られる縁日の開催日で、参道に並ぶ露天商と日没後に見られる境内のライトアップが人気です。

境内の西側にある紙屋川に沿って約350本のもみじが続く散歩道では、4月中旬~6月下旬には青もみじ、10月下旬~12月頃には紅葉による絶景を楽しめます。


名称 北野天満宮
住所 京都府京都市上京区馬喰町(MAP
最寄り駅 JR嵯峨野線「円町」駅
梨花和服からのアクセス 嵐山店より電車で約25分
初穂料 5,000円~
電話番号 075-461-0005
詳細 北野天満宮 公式HP

 

上賀茂神社

引用:上賀茂神社 公式HP

上賀茂神社の正式名称は「加茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」といい、加茂別雷大神(かもわけいかづちおおかみ)を御祭神として祀っています。

加茂別雷大神は雷のごとく強い力で厄を祓う厄除けの神様で、ご利益は方除・雷除・必勝・厄除・開運などです。

23万坪もの広大な境内は、国宝に指定されている本殿と権殿のほか重要文化財41棟を含む全てがユネスコ世界文化遺産に登録されています。


名称 上賀茂神社(加茂別雷神社)
住所 京都市北区上賀茂本山339番地(MAP
最寄り駅 京都市営地下鉄烏丸線「北山」駅
梨花和服からのアクセス 京都駅前店より電車で約15分
初穂料 7,000円~
電話番号 075-781-0011
詳細 上賀茂神社 公式HP

 

平安神宮

引用:平安神宮 公式HP

第50代桓武天皇と第121代孝明天皇を御祭神とする平安神宮は、平安遷都1100年を記念して創建されました。

社殿を囲むように東・中・西・南の4つの庭からなる平安神宮神苑は、明治時代の代表的な日本庭園として有名です。

春の紅しだれ桜・初夏の杜若(かきつばた)や花菖蒲・秋の紅葉・冬の雪景色のように、四季ごとに移り変わる自然の景観を楽しめます。

昭和50年12月に国の名勝に指定され、平安京の造園技法の粋を結集した庭園はぜひ立ち寄りたいスポットです。


名称 平安神宮
住所 京都府京都市左京区岡崎西天王町97(MAP
最寄り駅 京都市営地下鉄東西線「東山」駅
梨花和服からのアクセス 祇園店より電車で約15分
初穂料 5,000円~
電話番号 075-761-0221
詳細 平安神宮 公式HP

 

下鴨神社

引用:下鴨神社 公式HP

正式名称を「加茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」と称する下鴨神社には、加茂一族の祖神が祀られています。

加茂川の下流にあり、加茂御祖神社を表す際は鴨の文字を使用していたことから下鴨神社とも呼ばれるようになりました。

古代の京都をひらいた加茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と縁結び・子育ての神様として信仰される玉依媛命(たまよりひめのみこと)が御祭神です。

厄除・子育・縁結・交通安全などのご利益があることから、人々の暮らしを守る神様とされています。


名称 下鴨神社(賀茂御祖神社)
住所 京都府京都市左京区下鴨泉川町59(MAP
最寄り駅 京阪電車「出町柳」駅
梨花和服からのアクセス 祇園店より電車で約5分
初穂料 10,000円~
電話番号 075-781-0010
詳細 下鴨神社 公式HP

 

八坂神社

引用:八坂神社 公式HP

古来より都の厄除け神社として信仰されてきた八坂神社は、京都を代表する神社であり「祇園さん」として親しまれています。

日本三大祭である「祇園祭」は、疫病が鎮まるように祈りを込めて約1150年前に始まった八坂神社の祭礼として有名です。

主祭神は素戔嗚尊(すさのをのみこと)で厄除・家内安全・災難除などのご利益があります。

国宝に指定されている本殿には、素戔嗚尊の妻である櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)と子どもたちも祀られています。


名称 八坂神社
住所 京都府京都市東山区祇園町北側625(MAP
最寄り駅 京阪電車「祇園四条」駅
梨花和服からのアクセス 祇園店より徒歩約5分
初穂料 10,000円~
電話番号 075-561-6155
詳細 八坂神社 公式HP

 

京都でお宮参りの服装(着物)に関してよくある質問

訪問着

ここでは、お宮参りの服装に関してよくある質問ついて回答します。

お宮参りの服装を検討する際は、併せて確認しておきましょう。

  1. ・お宮参りする時に産着は必要?
  2. ・お宮参りする際の服装にタブーはある?
  3. ・お宮参りで着物を着るならレンタルと購入どちらがお得?

お宮参りする時に産着は必要?

お宮参りで定番の産着(祝着)ですが、必ず用意しなければいけないルールはありません。

祝着を着用するケースが大半ではありますが、祝着を用意せずベビードレスのみでもマナー違反ではないので安心してください。

ただし、ハレの日に合った華やかさや写真映えすることからも祝着は用意するのがおすすめです。

お宮参りする際の服装にタブーはある?

お宮参りとは神様に子どもの誕生の報告とお礼、また今後の成長を見守ってもらえるように祈願するものです。

そのため、カジュアルすぎる服装や露出の多い服装はマナー違反となります。

軽装で済ませる際は、以下のような服装を避けるようにしましょう。

  1. ・ノースリーブ・タンクトップ
  2. ・ハーフパンツ
  3. ・スウェット・ジーパン
  4. ・派出な色・柄

また、普段着のような服装もお宮参りにはふさわしくないので避けるのが無難です。

お宮参りで着物を着るならレンタルと購入どちらがお得?

着物をレンタルと購入のどちらで用意するのがお得かは、検討される方の状況によっても異なります。

お宮参り後も何度か着物を着る予定がある場合や日常的に着用する方であれば、この機に着物を購入しても問題ないでしょう。

ただし、着物を着るのがお宮参りだけというケースや次にいつ着物を着るかわからない場合は、着物や小物一式を購入する費用や着用後のメンテナンスの手間を考えるとレンタルするのがお得です。

京都でお宮参りする際の服装(和装)に不安があれば梨花和服へご相談ください

京都駅前・祇園・清水寺・嵐山に4つの店舗を展開する京都着物レンタル梨花和服は、多方面へのアクセスに優れた立地で手軽に着物をレンタルできるのが特徴です。

当店の訪問着レンタルプランは訪問着や小物のほか、着付け・ヘアセット・荷物の預かりも含まれているので当日は手ぶらで利用できます。

祝着のレンタルにも対応しているため、お子さんの荷物が多くなりがちな当日も荷物を最小限にまとめることが可能です。

プロの着付け師とヘアスタイリストがお宮参りのしきたりや服装マナーに合ったコーディネートへと仕上げるので、お子さんのハレの日を美しい着物姿でお祝いできます。

特別な1日を彩る着物姿でお宮参りを迎えたいとお考えであれば、当店へお気軽にご相談ください。

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