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2026.08.31

お宮参りの母親の着物は訪問着が基本|色・季節・レンタルの選び方

お宮参りの母親の着物は訪問着が基本|色・季節・レンタルの選び方

お宮参りは赤ちゃんが生まれて1か月後に行う初めての大きな行事です。

赤ちゃんの祝着と同じくらい迷いやすいのが母親の着物選びといえます。過ごしやすい9月から10月は参拝が集中する時期でもあり、早めの準備が満足度を高めるコツです。

お宮参りは神聖な場所で行うため母親も赤ちゃんに格を合わせた正装がふさわしいとされます。

本記事では訪問着レンタルも行う梨花和服が、お宮参りで母親が着る着物の選び方を中心に赤ちゃん・父親・祖父母の服装、季節ごとのポイントまで解説します。


執筆
梨花和服 編集部

梨花和服 編集部

着物の選び方から季節ごとの着こなしのコツまで知り尽くした、着物レンタル専門の編集チームです。全国7店舗で年間数万人の着付けを行う現場スタッフの声を活かして、初めてでも可愛くなれるリアルな着物情報をわかりやすくお届けします。

監修
京都着物レンタル梨花和服

京都着物レンタル梨花和服

関東に3店舗、京都市内4店舗の計7店舗を全国展開。現場のリアルな知見と京都ならではの和装の知識をもとに記事を厳しく監修し、みんなが安心して着物散策を楽しめる正しい情報を保証します。

お宮参りでの赤ちゃんの服装|着物(祝着)を着るのが通例

お宮参りで赤ちゃんが着る着物は、祝着と呼ばれます。晴れ着のことですね。

赤ちゃんが着付けをするわけではなく、晴れ着は毛布のようにかけるだけです。

もちろん、祝着を肌にそのまま着用するわけではありませんよ。

肌着を着用する

赤ちゃんには、まず体温調節や寒さを防ぐための肌着を着せます。一般的なインナーのようなものですね。洋装でも和装でも問題はありません。

内着を着る

着物の場合、絹で織られた白羽二重を着せるのが一般的です。ただし、最近では祝着の下は洋装にする家庭も増えています

おしゃれなドレスなどを着せたいときは、祝着の下に着用しても問題ありません。

祝着を被せる

おめでたい模様の祝着をかけると、赤ちゃんの正装は完成です。中には祝着ではなくケープなど洋風の服装にするケースもありますね。両親や祖父母が納得しているのであれば、赤ちゃんに好きな服を着せてお宮参りに行くのもよいでしょう

【男女別】お宮参りで赤ちゃんに着せる着物

お宮参りでは赤ちゃんに着せる祝着や掛け着などが、女の子と男の子で異なります。また、地域の風習もあるので、お宮参りが初めての場合は事前に下調べをしておくのがおすすめです。

  1. ・女の子の場合
  2. ・男の子の場合

女の子の場合

女の子の場合は赤やピンクなどかわいらしい色合いに、花柄などの友禅模様を選ぶことが多いでしょう

色柄は両親や祖父母の好みで問題ありません。赤やピンクがかわいらしすぎると思うときは、好きな色柄を選びましょう。

また、女の子の場合は飾り紐(飾り帯)や髪飾りを付けることもあります。飾り紐や髪飾りを付けることで、装いを引き立ててより華やかなになるでしょう。

髪飾りを付ける場合は、まだ髪の毛が少ない赤ちゃんでも可愛くおしゃれになるヘアバンドタイプを選ぶのがおすすめです。

男の子の場合

男の子向けの祝着は、黒や紺などの色が選ばれます。武家の礼装に使われていた熨斗目と呼ばれる小紋柄が基本です。

熨斗目は袖口の下から腰あたりに柄がまっすぐ入っている着物のことを指します。熨斗目には、鷹や兜、龍、松などが描かれたものが多いです。

また、男の子の場合は袴タイプのロンパースを着せることもあります。袴を選ぶのは「たくましく育ってほしい」「災いに見舞われないように」という願いからです。

初めてのイベントでかっこいい服を着せてあげたい場合は、袴も選択肢の1つとして考えてみましょう。

お宮参りで赤ちゃんに着物を着せるなら小物の準備も忘れずに

お宮参りで赤ちゃんに着物を着せる場合は、小物の準備も忘れずに行いましょう。

  1. ・着物を汚さないようによだれかけを用意する
  2. ・和装に合う大黒帽を用意する
  3. ・無病息災を願う守り袋を用意する

着物を汚さないようによだれかけを用意する

赤ちゃんのよだれで着物が汚れる可能性があるため、よだれかけを用意しておくのがおすすめです。赤ちゃんのよだれで汚れてしまうと、クリーニング料金も上乗せされます。

また、レンタルだとしてもできるだけ汚さずに返すのがマナーです。レンタルした着物をよだれで汚してしまった場合は、返却時にクリーニング代を請求されるため注意しなければなりません。

そのため、よだれかけはなるべく用意しておくことをおすすめします。

和装に合う大黒帽を用意する

和装の場合、帽子も「大黒帽」と呼ばれるものが主流です。大黒天がかぶっているような丸みのある帽子で、赤ちゃんの頭を守ります。ベビードレスならフリル付きの帽子が一般的です。

大黒帽子には「赤ちゃんが笑顔で過ごせるように」という願いが込められており、無地だけでなく縁起の良い刺繍が施されたものもあります。

赤ちゃんの健やかな成長を願うため、刺繍には縁起の良い鶴や松・菊・小槌などを選ぶのが一般的です。

無病息災を願うお守り袋を用意する

お宮参りの際には、赤ちゃんの無病息災を願うお守り袋もあらかじめ用意しておきましょう

お守り袋とは、護符やお札などを入れるための袋のことです。お宮参りで使われるお守り袋は、一般的に目にするものよりも少し大きなサイズとなっています。

お守り袋は錦や金蘭などの布で作られており、女の子は赤、男の子は白が一般的です。

また、「赤ちゃんが長生きできるように」という願いを込めて、長寿の象徴である鶴の刺繍が施されています。

お宮参りで母親が着る着物|訪問着が基本

訪問着

お宮参りで母親が着る着物は、赤ちゃんの祝着に格を合わせた訪問着が基本です。

お宮参りは神聖な場所で行うため、ジーンズやサンダルなどのカジュアルな装いは避けます。

主役は赤ちゃんであるため母親が派手になりすぎないよう、華やかさがありつつも落ち着いた色合いを選んでください。

訪問着のほか、産後の体調や授乳のしやすさを優先してフォーマルなワンピースを選ぶ方もいます。

服装のポイントを紹介するので、しっかり押さえておきましょう。

  1. ・着物(訪問着)|赤ちゃんと合わせる
  2. ・ワンピース|身体への負担を減らす

訪問着を着る機会と色柄の選び方を詳しく見る

着物(訪問着)|赤ちゃんと格を合わせる

赤ちゃんに格を合わせて和装を選ぶ場合は、訪問着を着るのが一般的です。

お宮参りは赤ちゃんが主役なので、母親が派手になりすぎないように、華やかさがありつつも落ち着いた色合いの訪問着を選んでください

また、訪問着には季節に応じて3つの種類があります。秋から春にかけての寒い時期には、裏地が付いた袷(あわせ)を着るのが基本です。暑い時期には単衣(ひとえ)や薄単衣(うすひとえ)を着用します。

時期に合わせて着物の種類を選ぶことも覚えておきましょう。

ワンピース|身体への負担を減らす

赤ちゃんよりも格を下げる場合や身体への負担を減らす場合は、フォーマルなワンピースを選ぶのがおすすめです。

和装のように帯で身体を締めないので、体調が悪いときで身体に負担がかかるのを軽減できます。ゆったりとしたデザインのワンピースを選べば、楽に過ごせるでしょう。

また、服装が主役の赤ちゃんよりも派手にならないように、ワンピースは黒や紺、ベージュなどの落ち着いた色を選ぶようにして、装飾品も付けすぎないようにしましょう。

お宮参りでの父親・祖父母の服装

お宮参りでは赤ちゃんと母親だけでなく、父親や祖父母も場にふさわしい装いを整えます。

服装に厳密な決まりはありませんが、主役である赤ちゃんより格を上げないことが基本です。

母親が訪問着を着るなら父親は紋付袴やスーツ・祖父母はセレモニースーツや訪問着といったように、家族全体で格をそろえると写真の仕上がりにも統一感が出ます。

参列する人数が多いときは、和装と洋装のどちらでそろえるかを事前に共有しておくと当日の迷いを防げます。

お宮参りでの父親の服装

赤ちゃんやお母さんが着物を着ていてもお父さんだけは着慣れたスーツを選ぶことも多いですが、せっかくお宮参りで思い出に残る写真などを撮るなら着物で合わせるのがおすすめです。格を重視するときは袴を着用し、紋付きの羽織を用意します。

しかし、特別にこだわりたいというわけでないなら普通の着物に羽織だけでも十分おしゃれですよ。

お宮参りでの祖父母の服装

お宮参りに参加する祖父母の服装は、主役である赤ちゃんや両親よりも控えめで上品にまとめることが大切です。

祖父はダークカラーのスーツやジャケットにネクタイを合わせると格式を保てます。祖母はセレモニースーツや落ち着いた色合いのワンピースが一般的で、季節によっては羽織ものを加えると安心です。和装を選ぶ場合は、訪問着や色無地など格を意識した着物がふさわしいでしょう。

いずれも派手さを避け、清潔感と品の良さを意識することが、お祝いの場にふさわしい装いといえます。

ただし、前提は赤ちゃんの父親・母親の雰囲気にマッチすることが大切ですので、カジュアルなお宮参りを希望しているのであれば、ぜひご家族で話し合ってみてください。

季節別・お宮参りの服装で意識したいこと

お宮参りは赤ちゃんが主役の行事であり、両親はフォーマルさを大切にしつつ、季節に合わせた快適な服装を選ぶことが重要です。

赤ちゃんを抱っこする場面も多いため、動きやすさや清潔感にも配慮しましょう。ここでは春夏秋冬の服装ポイントをご紹介します。

春は柔らかな色合いの訪問着や色無地が映える季節です。桜や若草色などの淡いトーンを選ぶと、季節感とお祝いらしさが両立します。帯はシルバーやベージュ系で上品にまとめるのがおすすめです。

父親は黒紋付袴が最も格式高いですが、控えめにまとめたい場合はスーツでも問題ありません。春風で冷えることもあるため、羽織を合わせると安心です。

夏は暑さ対策を重視しつつフォーマルさを意識しましょう。母親は絽(ろ)や紗(しゃ)といった夏用の訪問着や色無地が最適です。淡いブルーや白系を取り入れると涼感が出ます。帯は薄色の夏帯を選び、軽やかな装いを意識すると快適です。

父親は夏用の略礼装やスーツを着用し、ネクタイやシャツも涼しげな素材にすることで、全体の雰囲気を損なわず過ごせます。

秋は深みのある色合いの和装が映える季節です。母親はボルドー、抹茶色、紺などを基調とした訪問着や色無地を選ぶと、落ち着きと上品さを両立できます。帯は金糸や秋のモチーフが入ったものを選ぶと季節感が出ます。

9月から10月上旬は日中に汗ばむ日もあるため、単衣(ひとえ)の訪問着を選ぶと快適に過ごせます。10月中旬以降は袷(あわせ)が基本です。朝晩の気温差が大きい時期のため、羽織やストールを1枚備えておくと安心といえます。

父親は黒紋付袴、または落ち着いたトーンのスーツで母親の装いに調和させるのが望ましいです。

冬は防寒と格式を両立させる工夫が必要です。母親は袷(あわせ)の訪問着や色無地に格のある袋帯を合わせ、羽織やショールを重ねると安心です。色は黒や紺を基調にしつつ、帯や小物で明るさを加えると華やかさが増します。

父親は黒紋付袴が基本ですが、厚手のウールスーツにコートを合わせても格式を損なわず対応できます。タイツや足袋インナーで防寒を補いましょう。

お宮参りで母親が着る着物をレンタルしたいなら梨花和服をご利用ください

訪問着

お宮参りで母親が着る着物をレンタルしたいなら、梨花和服をご利用ください。

着物レンタル 梨花和服では、さまざまな種類の着物をご用意しています。着物を熟知したスタッフが、着物選びから着付けまでサポートするため、着物に慣れていない方でも安心です。

梨花和服の着物は選び放題で、どの着物を選んでも追加料金が発生することはありません。

また、ヘアセット込みのプランも用意されており、プロのヘアメイクがお宮参りにふさわしい髪型にセットいたします。

家族にとって初めてのイベントで思い出を作りたいなら、ぜひ梨花和服をご利用ください。

梨花和服ではお宮参りでママが着るのにふさわしい訪問着のレンタルプランをご用意

梨花和服では、お宮参りで母親が着るのにふさわしい訪問着のレンタルプランをご用意しています。

訪問着レンタルプランは京都・浅草・鎌倉・川越の各エリアで利用でき、価格はいずれも同一です。プロのヘアメイクが対応するため、アップヘアやショートヘアのアレンジも可能です。お宮参りにふさわしい髪型にセットいたします。

追加料金オプションを利用すれば、赤ちゃんの産着もあわせてレンタルできます。


価格(税込) 15,000円~ ※2026年10月時点
ヘアセット ◯(髪飾り込み)
髪飾り
所要時間 45~65分
返却時間 17:30まで(予約時間を問わず一律)
産着(祝着)オプション 京都・浅草:+3,500円(税込)/鎌倉:+5,000円(税込)(※2026年8月現在)
詳細 京都エリア:京都の訪問着レンタルプラン
浅草エリア:浅草の訪問着レンタルプラン
川越エリア:川越の訪問着レンタルプラン
鎌倉エリア:鎌倉の訪問着レンタルプラン

お宮参りで着物を選ぶときに注意するポイント

グレー系の着物

お宮参りでは、赤ちゃんや両親の着物を選ぶとき何に注意すればよいのでしょうか?気になるポイントを紹介します。

  1. ・現代では細かいルールは定められていない
  2. ・両親や祖父母が納得できる服装がよい
  3. ・体調を重視して無理しないことが重要
  4. ・派手なものやカジュアルすぎるものは避けたほうが無難

現代では細かいルールは定められていない

お宮参りは、赤ちゃんが生まれたことを神様にお知らせする儀式です。昔は服装なども細かくルールが定められていましたが、現代では多少カジュアルな装いでも大きな問題はありません。どんなイベントにしたいか話し合って決めるとよいですね。

両親や祖父母が納得できる服装がよい

家によっては「お宮参りはきちんと正装するのが当然」と考えているケースもあります。赤ちゃんと両親だけが参加するならそれほどこだわる必要はありませんが、両家の祖父母も集まるなら全員がどう考えているのかある程度確認しておくほうが安心です。

お互いに「自分の家の考えが常識」と思い込んでいると、相手を驚かせてしまうかもしれません。赤ちゃんの服装を伝え、祖父母の服装についても確認しておくとよいでしょう

体調を重視して無理しないことが重要

生後1ヶ月程度で行うお宮参りは、赤ちゃんやお母さんにとって負担がかかることもあります。産後あまり立たないうちに慣れない着物で出かけるのが不安であれば、無理をする必要はありません

お宮参りの時期を遅らせるか、ひとまず洋装で出かけて後からきちんと着物を着て写真を撮影するなどいろいろな方法がありますよ。

派手なものやカジュアルすぎるものは避けたほうが無難

赤ちゃんの晴れ着は派手で目立つもので構いませんが、両親や祖父母は赤ちゃんの付添のようなものです。お母さんが振袖で目立ちすぎることや、父親が柄物の着物を着ているなどはやや微妙です。

ジーンズやサンダルのようなカジュアル系の服装も避けたほうがよいでしょう。もちろん、形式にこだわるつもりがなく、ただお参りに来ているだけなら咎められることはありません。

お宮参りを昔ながらの儀式として行うのであればある程度フォーマルな服装をおすすめします

季節や天候に合わせた素材選びを意識する

お宮参りの着物は、季節に合った素材を選ぶことで快適さと格式を両立できます。春や秋は袷(あわせ)、夏は絽(ろ)や紗(しゃ)といった薄物、冬は袷に羽織やショールを重ねると安心です。天候によっては足袋カバーや雨用草履を備えると着崩れや汚れを防げます。

季節感を大切にした素材選びは、見た目の美しさだけでなく、長時間の参拝を快適に過ごすためにも重要です。

お宮参りで母親が着る着物のよくある質問

お宮参りの着物は母親もレンタルできますか?

レンタルできます。訪問着は着用機会が限られるため、購入せずレンタルで用意する方が多いのが実情です。

着物レンタル店では着付けとヘアセットまで一括で対応するため、産後で準備に時間をかけにくい時期でも負担を抑えられます。

赤ちゃんの産着もオプションで追加できる店舗があり、家族分をまとめて手配できます。

お宮参りで母親が着物を着ても授乳はできますか?

着物のままでの授乳は難しいため、参拝の前後に時間を確保しておく方法が一般的です。

参拝と写真撮影を合わせると2〜3時間程度かかるケースもあります。授乳の間隔が短い時期は、着付けの前に授乳を済ませておくと安心です。

体調に不安があるときは、無理をせず洋装のワンピースに切り替える判断も大切といえます。

秋のお宮参りで母親はどのような着物を選べばよいですか?

9月から10月上旬は単衣(ひとえ)、10月中旬以降は袷(あわせ)の訪問着が基本です。

色はボルドーや抹茶色、紺など深みのあるトーンが季節に合います。屋外での撮影が続く場合もあるため、羽織やストールを備えておくと快適に過ごせます。

お宮参りの着物は母親のマナーを押さえて特別な一日を迎えましょう

シンプルな着物コーデ

お宮参りに細かいルールはありませんが、最低限のマナーを守ることが大切です。神聖な場所でのイベントとなるため、赤ちゃんには祝着を着せて正装にしてください。

母親は赤ちゃんと格を合わせる場合は訪問着、体調を優先する場合は落ち着いた色のワンピースを選ぶのが基本です。

9月から10月は参拝が集中する時期のため、着物の手配は早めに進めておくと安心といえます。

和装を希望していて着物を持っていない方は、着物レンタル店の利用がおすすめです。

着物レンタル梨花和服では、お宮参りにふさわしい訪問着を各エリアでご用意しています。

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