古着・着物好き必見!京都の骨董市を紹介!
骨董品や掘り出し物に出会えるかもしれない骨董市は全国各地で開催されています。
しかし、骨董市は規模が小さくて思うような品に出会うことができなかったり、不定期開催で行く機会が得られなかったりすることも多いのが実状です。
実は、京都では毎月定期的に大規模な骨董市が開かれています。今回は、京都の骨董市「天神市」について紹介します。
毎月25日に開催する北野天満宮の「天神市」
「天神市」は京都市北区にある「北野天満宮」で毎月25日に開催される骨董市です。開催時間は朝6時から午後4時まで、出店数はおよそ300店です。
骨董市のなかでも規模が大きいといわれる「名古屋骨董祭」は220、東京で開催される「全国古民具骨董祭り」「大江戸骨董市」が250ですので、無料で参加できる骨董市のなかでは全国有数の規模といえるのではないでしょうか。
毎月25日に開催されるのは北野天満宮の祭神、菅原道真の誕生日「6月25日」と逝去した「2月25日」に由来しており、当初は「参拝した人をもてなすための露店」から始まったとそうです。
元禄(江戸時代)のころには現在のような縁日の姿が整っていたといわれており、規模が大きいだけではなく歴史も深い骨董市といえます。
掘り出しものを探すなら午前中がおすすめ
天神市の開催時間は日の出から日の入りとなる午前6時から午後4時までと長時間に及びます。
入場料などはかからず自由に出入りできるため、好きな時間に立ち寄ることができますが、掘り出しものを探すなら午前中の出来るだけ早い時間がおすすめです。
骨董市で売られている品物は基本的にすべて「一点物」です。そのため、掘り出し物は早い者勝ちでどんどん売り切れてしまいます。
午後の遅い時間になるとめぼしいものがほとんどないということがあるだけではなく、早めに店じまいする人もいるため、時間が即なるほど出店数も少なくなってしまいます。
エリアごとに分かれているから回りやすい
海上があまり整備されていないフリーマーケットや骨董市では、お店の種類分けがほとんどされていないということがありますが、天神市ではエリアごとにお店の種類が分けられています。
表参道は遊技場や食べ物のお店などが多く、骨董市というより「縁日」のような雰囲気を楽しむことができます。
東側の道や上七軒へと続く道は骨董や古着、西側は盆栽や植木が多いため、古着などを探すなら東側を中心に回るとよいでしょう。
屋台の食べ物も充実
天神市は着物や骨董品などだけではなく、食べ物の屋台も充実していることで有名です。
縁日の定番、たこ焼きやお好み焼きはもちろん、わらびもちや宇治茶、焼きタケノコなど通常の縁日ではあまり見られない食べ物も充実しています。
さらに、お漬物や佃煮、乾物など持ち帰り用の食品も多数売られており、お土産を購入するのにも最適です。
基本情報
- 開催日:毎月25日
- 時間:午前6:00頃~午後4:00頃 ※時期によって変動あり
- 入場:無料
- 会場:北野天満宮 境内 と周辺
- 住所: 〒602-8386 京都府京都市上京区馬喰町
- 電話:075-461-0005
- 交通:JR京都駅より市バス50・101系統/地下鉄今出川駅より市バス51・102・203系統/阪急大宮駅より市バス55系統など 市バス10・55・102・203系統「北野天満宮前」下車すぐ
天神市で買えるアイテム
天神市は「骨董市」ですが、骨董品以外のも様々なものを購入することができます。
会場内をゆっくり探せば、掘り出し物や面白い品に巡り会えるかもしれません。
古着・着物
天神市はほかの骨董市に比べて着物を扱う店が多いことで知られています。外国人向けのカラフルな着物から、手頃な価格で購入できるアンティーク着物、帯や和装小物など幅広く揃っています。
和服コーディネートで着物を探しに来る人も多く、品物はもちろん、訪れる人を眺めるだけでも楽しめそうです。
アンティーク着物について詳しく知りたかたはこちらをご覧ください
>京都でレトロなアンティーク着物をレンタルをする時に知っておきたい5つのポイント
骨董品
茶碗や鉄瓶といった茶道具、仏像などの置物、絵皿や豆皿、おちょこ、古銭など、さまざまな骨董品や古道具が集まり、コレクターが掘り出し物を探している様子を見ることができます。
品物の価格はまさに「ピンからキリまで」。逸品といえる骨董品もあれば、それほど高い価値のつかない骨董品まで揃っています。朝早い時間に行けば思わぬお宝を見つけられるかもしれません。
レトロ雑貨
天神市は昭和時代の牛乳瓶やグラス、おもちゃなどのレトロ雑貨も豊富です。
なかには「何に使うのかわからないもの」や「明らかに壊れているもの」なども売られているのがご愛敬。部屋のインテリアに使えそうな面白いアイテムを探してみてもよいですね。
ハンドメイド品
昭和時代のレトロアイテムから作ったオリジナルの壁かけ時計、古着物から作った布小物、古い前掛けから作ったバッグなど、ハンドメイド品も多く売られているのが天神市の特徴。
全体的に「和」のテイストの品が多く、浴衣や着物にコーディネートできるへアアクセサリーや小物などを見つけることができます。
植木・盆栽
西側のエリアでは植木や盆栽が売られています。骨董市やフリーマーケットで気が売られているというのは少し珍しいかもしれませんね。
売られている樹木の種類は季節によって変化しますが、実山椒の苗木など園芸店などではなかなかお目にかかることができない品種にお目にかかれることもあります。
家庭菜園やガーデニングをしている人は必見ですね。
お正月や売りすますシーズンにはイベントに合わせた寄せ飢えなども販売されるようです。
呉服屋ってどんな所?京都の老舗着物店から考える呉服屋の今←こちらの記事では呉服屋について詳しく紹介しています
アンティーク着物って安いの?
アンティーク着物は安いのかというとそうでもありません。
もちろん安いアンティーク着物もありますが、なかには何万円するような着物もございます。
特に、人気の柄や織り方の着物は高い値段になる傾向があります。7
この記事の著者
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