11月の京都を着物で楽しむコツを紹介!
新型コロナウイルスで外出自粛をしている人たちも多いでしょう。
京都が年間で最も観光客が増えるシーズンが秋と春です。
その中でも11月と3月は桜と紅葉で京都が最も盛り上がるシーズンです。
「京都に旅行しよう」と考えたときに気になるのは気温です。
寒くなる11月頃、着物で観光しようとするとどの程度の防寒が必要なのでしょうか?
気候についてのポイントやおすすめ観光エリア、防寒対策について紹介します!
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気温に注意して、防寒対策をきちっと行う
京都の秋は夕方ごろ特に冷え込みます。紅葉の名所と言われる嵐山は特に肌寒くなってきます。
せっかくの京都での着物レンタルも寒くなりすぎてしまっては、台無しになってしまいます。
寒くなることも想定して準備を行うことが最も大事です。
寒い時期の必須のアイテム紹介はこちら!>冬の京都で着物レンタルで活躍する5つの必需品を紹介!
混雑を想定したスケジュールを立てよう
京都の11月は公共交通機関がとても混雑します。
特に観光移動のメインである市バスは、渋滞による遅れがとても多くなってしまいます。
せっかくの京都旅行なので、たくさんの場所を観光したいという気持ちはとてもわかりますが、そもそものスケジュールに渋滞を予想して、少し時間にゆとりを持っておくことも必要でしょう。
11月に着物は寒くて着てられない?
11月に着物は寒いのではないか?とお客様からよくお問い合わせをいただきますが、全くそんなことはありません。
むしろ寒すぎる冬と、暑すぎる夏の中間で、「着物レンタルする前は心配したが、実際ちょうどいい気候だった」というお声をたくさんいただきます。
その証拠に、11月は紅葉のシーズンで京都の着物レンタル店が、1年で最も繁盛する時期です。
寒くて着てられない状況ならば、11月に繁盛するわけがありませんので、安心してご利用ください!
京都は他の都市と気温に差がある?
京都は底冷えすると言われ、秋冬になると寒さが厳しくなります。他の都市とはいったいどの程度差があるのでしょうか。
京都市の11月の平均気温は最高気温17度、最低気温が7度とされています。
他の都市とはどの程度違うのか、お問エリアと比較してみましょう。
東京との比較
東京の平均気温は11月の場合、最高気温は17度、最低気温が9度となっています。最高気温は京都と代わりありません。
しかし、最低気温はやはり京都のほうが低めです。
東京のほうが北にあるにもかかわらず、京都のほうが最低気温が低いということは、冷え込むというのは本当のようです。
昼間のコーディネートであればそれほど心配する必要はありませんが、朝や夜に移動するつもりなら少し防寒を考えておくことをおすすめします。
大阪との比較
大阪の11月の平均気温は、最高気温18度、最低気温9度です。近隣のエリアと比べても、京都はやや気温が低い傾向です。
大阪から京都へ観光に来る程度でも、防寒対策は考えておく必要がありそうです。
神戸との比較
神戸市内の11月の平均気温も、東京と同じ最高気温17度、最低気温9度です。
神戸は海や山が多く寒くなりがちなエリアですが、京都市のほうが寒い傾向です。
海風などがないぶん体感は神戸とそれほど変わらない可能性もありますが、体感としては寒くなると考えておいたほうがよいでしょう。
京都市内はエリアによって大きく気温が変化する
京都市と他の都市を比べた場合、1〜2度しか気温の変化はありませんでした。
しかし、京都市は少し移動しただけでも気温が大きく変動します。たとえば、京都駅がある市内の南のエリアは比較的京都市全体の平均気温と差はありません。
しかし、北区や左京区となると、極端に気温が低くなります。
京都市北区の11月の気温は最高14度、最低4度です。左京区にいたっては最高13度、最低3度とかなり寒くなっています。
観光するエリアによっては、温度がかなり低くなることを意識しておきましょう。たとえば人気の観光エリアでもある北山などは京都市北区にあります。左京区にも哲学の道などの観光スポットがあり、訪れる人は多いでしょう。
京都市内では今出川通を境に気温が変わる?
京都市内でよく言われるのは、今出川通を境目にして気温や天気が変わるということです。それより南のエリアでは晴天にもかかわらず、今出川通を越えた途端に雪が降ってくるのもよくあります。
今出川通はそれほどメジャーな観光施設がある通りではありませんが、地図を見たときに北か南かで気温をある程度推測することはできるでしょう。また、左京区は寒いエリアが多いですが、最南端は今出川通よりも南に位置します。
平安神宮や南禅寺などがある地域はそれほど寒さが厳しくなることはありませんが、比叡山や宝ヶ池など北のエリアになると気温も低くなるでしょう。
11月の京都にはどんな着物コーデがおすすめ?
観光エリアによっておすすめの着物コーデは少しずつ変化しますが、押さえておきたいポイントを紹介します!
インナーを着用する
ヒートテックなど、首元が開いた防寒インナーを着用するのがおすすめです。多少寒い時期でも、1枚着込むとかなり寒さが防げます。足元はレギンスなどで防寒しましょう。
厚手の羽織や暖かいショールを用意
11月頃、普通の場所では薄手の羽織を着用しますが、京都市内でも寒いエリアに行くときや夜の散策を考えているなら厚手のものを用意しましょう。ショールなど、小物類で防寒対策するのも大切です。
羽織は暑くなったとき脱げることもあり、活用したいコーデです。コートでは少し見た目が暑苦しいと考えるときは、羽織を積極的に使いましょう。
手袋や暖かい足袋を着用する
昼と夜、場所によって寒さは変化します。長めの手袋や防寒向けの足袋などを使えば、温度調節もしやすいでしょう。ちょっとした気遣いで、暖かく京都旅を楽しめるでしょう。
この記事の著者
梨花和服は京都市内で嵐山、祇園、清水寺、京都駅に着物レンタル店を4店舗展開し、京都エリアでの2021年の年間ご利用実績は8.7万人以上!
着付けプラン4000円〜、ヘアセットプランも5000円〜とお得なプランもご用意。
渡月橋、清水寺、八坂庚申堂、八坂神社など人気観光地の近く!
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