京都の夏観光は暑い?涼しいスポット15選と気温・服装ガイド
夏の京都観光でまず気になるのが、盆地特有の蒸し暑さによる日中の気温の高さです。行きたい場所は決まっていても、暑さに消耗して一日が終わってしまわないかが気がかりな方も多いでしょう。
涼しく過ごせる場所を選び、時間帯ごとに回り方を変えれば、歩きやすさは大きく変わります。
この記事では、水辺や木立で涼をとれるスポットと夏だけの行事15選、月別の気温から決める服装と持ち物、暑さと混雑を避ける1日のモデルコースを解説します。
夏の京都を浴衣で歩く予定なら、プランと料金をまとめています。
- 1. 夏の京都観光で行きたいスポットと行事15選
- 1.1. 貴船神社:市中よりさわやかな空気に包まれる参道
- 1.2. 貴船の川床:川の上の座敷で味わう夏だけの料理
- 1.3. 鴨川納涼床:川風が抜ける夕方からの席
- 1.4. 上賀茂神社:ならの小川が流れる境内
- 1.5. 竹林の小径:日ざしをさえぎる嵐山の竹の道
- 1.6. 天龍寺:水面に緑が映る曹源池庭園
- 1.7. 三千院:一面が苔に覆われた庭
- 1.8. 東福寺:青もみじの谷を見下ろす通天橋
- 1.9. 下鴨神社:木立が続く糺の森(ただすのもり)
- 1.10. 京都市京セラ美術館:暑い日中に入る岡崎の美術館
- 1.11. 祇園祭:7月いっぱい続く山鉾巡行と宵山
- 1.12. 五山送り火:8月16日の夜に山へ浮かぶ火
- 1.13. 正寿院:夏だけ風鈴が並ぶ境内
- 1.14. 北野天満宮:ろうそくを手に川へ入る夏の神事
- 1.15. 高台寺:夜だけ開く東山の特別拝観
- 2. 夏の京都観光の合間に食べたい冷たい名物
- 3. 気温から決める夏の京都観光の服装と持ち物
- 4. 暑さと混雑を避ける夏の京都観光の1日モデルコース
- 5. 夏の京都観光で借りられる梨花和服の浴衣レンタル
- 6. まとめ:涼しい場所と時間帯を選んで夏の京都観光を楽しもう
夏の京都観光で行きたいスポットと行事15選

夏の京都で涼しさを感じられるのは、水の近くと木立の下です。暑い日中に入れる屋内施設や、夏の期間だけ開かれる行事も選べます。
水辺の4か所、緑に囲まれた5か所、屋内が1か所、期間限定の行事5つ、あわせて15か所を紹介します。
貴船や大原、宇治田原町は市街地から離れているため、浴衣で回る予定なら、店舗から近い場所にまとめると歩く距離を抑えられます。
- ・貴船神社:市中よりさわやかな空気に包まれる参道
- ・貴船の川床:川の上の座敷で味わう夏だけの料理
- ・鴨川納涼床:川風が抜ける夕方からの席
- ・上賀茂神社:ならの小川が流れる境内
- ・竹林の小径:日ざしをさえぎる嵐山の竹の道
- ・天龍寺:水面に緑が映る曹源池庭園
- ・三千院:一面が苔に覆われた庭
- ・東福寺:青もみじの谷を見下ろす通天橋
- ・下鴨神社:木立が続く糺の森(ただすのもり)
- ・京都市京セラ美術館:暑い日中に入る岡崎の美術館
- ・祇園祭:7月いっぱい続く山鉾巡行と宵山
- ・五山送り火:8月16日の夜に山へ浮かぶ火
- ・正寿院:夏だけ風鈴が並ぶ境内
- ・北野天満宮:ろうそくを手に川へ入る夏の神事
- ・高台寺:夜だけ開く東山の特別拝観
貴船神社:市中よりさわやかな空気に包まれる参道

引用:貴船神社
叡山電車と京都バスを乗り継いだ先にある貴船は、市中よりも一層さわやかな空気に包まれています。貴船川沿いの参道を歩くだけでも、盆地の蒸し暑さとの違いがわかります。
社殿前の石垣からは、貴船山の湧き水である御神水がこんこんと溢れています。この御神水に浮かべると文字が現れる「水占みくじ」も人気です。7月1日~8月15日には、日の入りから20時まで七夕笹飾りがライトアップされます。
| 時間 | 6時~20時(5月1日~11月30日の本宮) |
| 料金 | 無料 |
| 所在地 | 京都市左京区鞍馬貴船町180 |
| アクセス | 叡山電車「貴船口」下車、徒歩30分/京都バス「貴船」下車、徒歩5分 |
| 公式サイト | 貴船神社 |
貴船の川床:川の上の座敷で味わう夏だけの料理

引用:ひろ文
貴船の夏といえば川床です。貴船川の流れをすぐそばに感じながら食事ができる座敷が、水面の上に張り出しています。
渓流の音を聞きながら京料理を味わえるうえ、新緑の渓谷美もあわせて堪能できます。期間は店によって変わることがあるため、予約する前に確かめておきましょう。
| 期間 | 2026年5月1日~9月30日(店により異なる可能性あり) |
| 時間 | — |
| 料金 | — |
| 所在地 | 貴船川沿い |
| アクセス | 叡山電鉄「貴船口」から京都バス「貴船」 |
| 公式サイト | 貴船の川床 |
鴨川納涼床:川風が抜ける夕方からの席

引用:鴨川納涼床
鴨川納涼床は、市街地で夕涼みができる席です。鴨川西岸の二条から五条の間で、料亭や旅館が河原に床を組んで営業しています。
鴨川と東山を眺めながら、屋外で食事やお酒を楽しめます。桃山時代に始まると伝えられ、当時は川の浅瀬に腰かけを並べた「河原の涼み」と呼ばれていました。
| 期間 | 2026年度は5月1日~10月15日 |
| 時間 | 店舗により異なる |
| 料金 | — |
| 所在地 | 鴨川西岸の二条から五条の間 |
| アクセス | 阪急「京都河原町」駅/地下鉄東西線「京都市役所前」駅 |
| 公式サイト | 鴨川納涼床 |
上賀茂神社:ならの小川が流れる境内

引用:上賀茂神社
上賀茂神社の境内には、「ならの小川」という清流が流れています。汗ばむ季節に多くの参拝者がこの小川で涼む光景は、神社の夏の風物詩です。
神社も、小川に足をつけて心やすらぐひとときを過ごしてほしいと案内しています。ただし水着での参入や、浮き輪・ボール・水鉄砲の使用は控えるよう求められています。
境内では、二ノ鳥居を入った正面にある立砂も見ておきたいところです。神山を象った盛り砂が、陰陽一対で置かれています。
| 時間 | 5時30分~17時(二ノ鳥居内) |
| 料金 | 特別参拝は初穂料500円 |
| 所在地 | 京都市北区上賀茂本山339 |
| アクセス | 市バス・京都バス「上賀茂神社前」下車すぐ |
| 公式サイト | 上賀茂神社 |
竹林の小径:日ざしをさえぎる嵐山の竹の道

嵐山の竹林の小径は、野宮神社を起点に天龍寺の北門をかすめ、大河内山荘まで続く道です。手入れされた竹林が道の両脇に続き、空を覆う竹が日ざしをさえぎります。
日が差す日には木漏れ日がやわらかく落ち、曇りの日は昼でも薄暗く感じるほどです。平安時代のこのあたりは、貴族が別荘を構える場所だったといわれています。
| 時間 | — |
| 料金 | 無料(公道) |
| 所在地 | 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町 |
| アクセス | 嵐電「嵐山」駅下車、徒歩10分/JR「嵯峨嵐山」駅下車、徒歩13分 |
| 公式サイト | 竹林の小径 |
| 道の長さ | 約400メートル(野宮神社から大河内山荘まで) |
天龍寺:水面に緑が映る曹源池庭園

引用:天龍寺
嵐山の天龍寺では、曹源池庭園がわが国最初の史跡・特別名勝に指定されています。曹源池のまわりを歩いて回れるつくりで、大堰川の向こうの嵐山と庭の西にある亀山を景色に取り込んだ借景式庭園です。
池の水面に木々の緑が映り、庭に向かって腰を下ろすと水辺の景色が目の前に広がります。池に架かるのは、自然石3枚を組んだ日本最古の石橋です。
北門を抜けると、そのまま竹林の道へ歩いていけます。
| 時間 | 庭園は8時30分~17時(受付終了16時50分) |
| 料金 | 庭園は高校生以上500円、小中学生300円、未就学児無料 |
| 所在地 | 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68 |
| アクセス | 嵐電「嵐山」駅下車すぐ/JR「嵯峨嵐山」駅下車、徒歩13分 |
| 公式サイト | 天龍寺 |
三千院:一面が苔に覆われた庭

引用:三千院
大原の三千院には、青苔に杉や檜などの立木が並ぶ有清園という池泉回遊式庭園(池の周りを歩いて巡る形式の庭園)があります。
山の斜面を生かした三段の滝から渓谷のように水が池へ注ぎ、夏はあたり一面が新緑に染まります。もう1つの聚碧園は、客殿に座って眺める池泉観賞式庭園です。
苔むす庭園では、石彫刻家の杉村孝氏が手がけた「わらべ地蔵」にいたるところで出会えます。金色不動堂の手前に広がるあじさい苑では数千株が育ち、7月に入っても花が見られます。
| 時間 | 3月~10月は9時~17時 |
| 料金 | 一般700円、中高生400円、小学生以下150円 |
| 所在地 | 京都市左京区大原来迎院町540 |
| アクセス | 京都バス「大原」下車、徒歩約10分 |
| 公式サイト | 三千院 |
東福寺:青もみじの谷を見下ろす通天橋

引用:東福寺
夏の東福寺で見下ろせるのは、約2,000本のモミジの新緑が谷いっぱいに広がる眺めです。この眺めを楽しめる通天橋は、洗玉澗と呼ばれる谷を越えて本堂と開山堂を結ぶ橋廊で、紅葉の名所として知られています。渓谷は新緑の時期も絶景です。
通天橋とあわせて見られるのが、美しい本坊庭園です。白砂と刈込の市松模様や、苔と石の市松模様など、四方それぞれに意匠が違います。
| 時間 | 4月1日~10月31日は9時~16時(拝観受付終了16時・閉門16時30分) |
| 料金 | 通天橋・開山堂は大人600円、小人300円 |
| 所在地 | 京都市東山区本町15丁目778 |
| アクセス | JR・京阪「東福寺」駅下車、徒歩約10分 |
| 公式サイト | 東福寺 |
下鴨神社:木立が続く糺の森(ただすのもり)

引用:下鴨神社
下鴨神社の参道を包む糺の森は、3万6千坪の広さを保ったまま縄文時代から生き続けてきました。ケヤキやムクノキなどの広葉樹が自生し、市街地にありながら真夏でも木陰を歩けます。
7月の土用の丑の日の前後には、夏の風物詩として知られる御手洗祭が行われます。境内の御手洗池の湧き水に足を浸し、灯明を献じて無病息災を祈ります。
参道の途中にある相生社のご神木は、2本の木が1本に結ばれた縁結びの木で、京の七不思議の1つに数えられてきました。
| 時間 | 楼門内は6時30分~17時(神事などで変わる場合あり) |
| 料金 | 大炊殿の拝観は大人1,000円 |
| 所在地 | 京都市左京区下鴨泉川町59 |
| アクセス | 京阪「出町柳」駅下車、徒歩約10分/市バス「下鴨神社前」下車、徒歩約5分 |
| 公式サイト | 下鴨神社 |
京都市京セラ美術館:暑い日中に入る岡崎の美術館

引用:京都市京セラ美術館
暑さが厳しい時間帯にそのまま入れるのが、岡崎の京都市京セラ美術館です。開設は昭和8年(1933年)で、京都画壇を中心とした近代日本画の名品を数多く収蔵しています。
和と洋が混ざり合った建物の意匠はそのままに、地下にはガラス張りの入口が加わりました。
コレクションルームでは四季ごとの所蔵品が並び、新館の「東山キューブ」では現代アートやデザイン、マンガ、アニメ、ファッションの展覧会が開かれます。
| 時間 | 10時~18時(最終入場時間は展覧会により異なる) |
| 料金 | 展覧会ごとに異なる |
| 所在地 | 京都市左京区岡崎円勝寺町124 |
| アクセス | 市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ/地下鉄東西線「東山」駅下車、徒歩約8分 |
| 公式サイト | 京都市京セラ美術館 |
| 休館日 | 毎週月曜(祝日の場合は開館)、年末年始 |
祇園祭:7月いっぱい続く山鉾巡行と宵山

引用:八坂神社
祇園祭の神事・行事は、7月1日の吉符入(きっぷいり)に始まり、31日の疫神社夏越祭まで1か月続きます。祇園囃子が流れはじめると、7月の京都は祇園祭一色に変わります。
山鉾巡行は前祭が7月17日、後祭が7月24日、宵山はそれぞれの3日前から前日までです。山や鉾には美しい刺しゅうや舶来の織物が飾られ、「動く美術館」とも呼ばれています。
あたりが暗くなると駒形提灯に明かりがともり、祇園囃子の音のなかで山や鉾を見て回れます。
| 期間 | 7月1日~31日 |
| 時間 | 山鉾巡行は前祭9時~・後祭9時30分~/宵山は夕刻から |
| 料金 | 山鉾巡行は御池通に有料観覧席あり(一般席6,000円~8,000円。※2026年7月現在) |
| 所在地 | 八坂神社、四条大橋、四条御旅所、各山鉾町など |
| アクセス | 八坂神社は京阪「祇園四条」駅から徒歩約5分 |
| 公式サイト | 八坂神社 |
| 主な日程 | 山鉾巡行は前祭7月17日・後祭7月24日/宵山は前祭7月14日~16日・後祭7月21日~23日 |
| 巡行の出発地 | 前祭は四条烏丸、後祭は烏丸御池 |
| 行事の公式情報 | 祇園祭 |
五山送り火:8月16日の夜に山へ浮かぶ火

引用:京都五山送り火
京都五山送り火は毎年8月16日に行われ、20時に大文字から点火されます。続いて妙法、船形、左大文字、鳥居形の順に5分おきで点火され、点灯時間はそれぞれ約30分です。
お盆に帰ってきた精霊を見送る行事として続いてきたもので、5つの送り火はいずれも京都市の登録無形民俗文化財です。点火時刻は気象条件で前後することもあります。
| 期間 | 毎年8月16日 |
| 時間 | 大文字20時/妙法20時5分/船形20時10分/左大文字20時15分/鳥居形20時20分に点火 |
| 料金 | — |
| 所在地 | 左京区如意ヶ嶽(大文字)、左京区松ケ崎(妙法)、北区西賀茂の妙見山(船形)、北区大北山の大文字山(左大文字)、右京区嵯峨鳥居本(鳥居形) |
| アクセス | — |
| 公式サイト | 京都五山送り火 |
| よく見える場所 | 大文字は鴨川付近の丸太町橋~御薗橋、京都御苑 |
正寿院:夏だけ風鈴が並ぶ境内

引用:正寿院
正寿院では、夏のあいだ境内に風鈴が並ぶ風鈴まつりが開かれます。2026年の開催期間は、6月1日~9月30日です。全国47都道府県のご当地風鈴を含む2,000個以上が吊るされ、茶畑と山と空を背に音を鳴らします。
客殿にある猪目窓は、ハート型に似た日本の伝統文様「猪目」をかたどった窓で、そこから見える景色は四季によって色が変わります。天井には花と日本の風景を描いた160枚の画が敷き詰められ、春夏秋冬の舞妓を描いた4枚がそのなかにまぎれています。
| 期間 | 2026年の風鈴まつりは6月1日~9月30日 |
| 時間 | — |
| 料金 | — |
| 所在地 | 京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149 |
| アクセス | 京都駅からの直通便が予約制で平日も運行/休日は京阪宇治駅・JR宇治駅から正寿院口までバスの運行あり(運行期間は公式サイトで確認) |
| 公式サイト | 正寿院 |
北野天満宮:ろうそくを手に川へ入る夏の神事

引用:北野天満宮
北野天満宮の御手洗川足つけ燈明神事では、御手洗川の水で身の邪気を落とし、五色のろうそくに火をともして奉納します。
水に浮かべると文字が現れる水占みくじも用意されています。2026年の日程は8月1日~16日の9時30分~20時です。
北野天満宮では、七夕の神事を古くから「御手洗祭」と呼び、大切にしてきました。期間中は境内の夜間ライトアップも行われます。通常の開門時間は7時~17時のため、夜まで境内に入れるのはこの神事の期間だけです。
| 期間 | 2026年の御手洗川足つけ燈明神事は8月1日~16日 |
| 時間 | 通常の開門は7時~17時/神事の期間は9時30分~20時 |
| 料金 | 御手洗川足つけ燈明神事の初穂料500円(御手洗ろうそく付) |
| 所在地 | 京都市上京区馬喰町 |
| アクセス | 市バス「北野天満宮前」下車すぐ/嵐電「北野白梅町」駅下車、徒歩約7分 |
| 公式サイト | 北野天満宮 |
高台寺:夜だけ開く東山の特別拝観

引用:高台寺
東山の高台寺では、2026年は7月11日~8月23日に特別行事「東山観月路」を開催しています。豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が、秀吉の菩提を弔うために創建した寺です。
東山を借景にした庭は、2つの池と2つの渡り廊下が開山堂を中心に広がり、偃月池には秀吉が愛したと伝わる観月台が配されています。
この庭を夜に歩けるのは、例年は春・夏・秋の3季に行われる夜間特別拝観です。ただし2026年は8月1日~18日の夏の夜間拝観が休止となり、代わりに東山観月路で夜の境内に入れます。受付は18時から21時15分まで、閉門は22時です。
| 期間 | 2026年の東山観月路は7月11日~8月23日 |
| 時間 | 通常は9時~17時30分(受付終了17時)/東山観月路の期間は18時~21時15分受付終了 |
| 料金 | 通常は大人800円、中高生400円/東山観月路は1,500円(12歳以下無料) |
| 所在地 | 京都市東山区高台寺下河原町526 |
| アクセス | 市バス「東山安井」下車、徒歩約7分/京阪「祇園四条」駅下車、徒歩約15分 |
| 公式サイト | 高台寺 |
※記載の時間・料金は2026年7月時点の情報です。
浴衣で行ける行事は、祇園祭や五山送り火のほかにもあります。京都で浴衣を着るのがおすすめなイベントも参考にしてみてください。
夏の京都観光の合間に食べたい冷たい名物

歩き続けて体に熱がこもったら、京都ならではの冷たいものを食べて休みましょう。観光の合間におすすめしたいのは、次の2つです。
- ・宇治金時(抹茶のかき氷)
- ・水無月(氷を模した三角形の和菓子)
宇治金時は、かき氷に小倉あんをのせて抹茶シロップをかけた一品です。カフェやレストランでは一年を通して出されますが、夏になると注文が増えます。京都市内はもちろん、府内各地のカフェや茶店で味わえます。
水無月は、白いういろうに小豆を散らし、三角に切り分けた郷土菓子です。京都では6月30日の夏越しの祓に、罪を払い無病息災を願って食べられてきました。三角の形は、暑さをしずめる氷に見立てたものです。
6月に入ると和菓子店やスーパーマーケットの店頭に並びはじめ、6月30日以外の日にも買えます。口にする前に少し冷やしておくと、ひんやりとした歯ざわりを楽しめます。
どちらも夏の京都らしい味なので、次の目的地へ向かう前のひと休みに選んでみてください。
気温から決める夏の京都観光の服装と持ち物

夏の京都がどのくらい暑いのかは、直近5年の月別平均で確かめられます。
| 月 | 平均気温 | 日最高気温の平均 |
| 6月 | 24.2℃ | 29.3℃ |
| 7月 | 29.0℃ | 34.2℃ |
| 8月 | 29.5℃ | 34.7℃ |
| 9月 | 26.9℃ | 31.6℃ |
気温は気象庁の2021~2025年の値をもとに、5年間の平均を算出したものです。
7月と8月は、日最高気温の平均が34.2~34.7℃に達します。これは直近5年の平均で、その年の実際の気温とは異なります。
熱中症を防ぐうえで最も大切なのは暑さを避けることで、涼しい場所で過ごすことがすすめられています。水分はのどが渇く前からとるのが基本で、目安は1日1.2リットルです。汗をかくと塩分も一緒に出ていくため、スポーツドリンクや塩あめで塩分も補います。
服装は通気性のよいものを選び、日ざしを受ける時間を短くします。日傘をさすと、日向にいるときより暑さ指数が1~3℃ほど下がることが確認されています。冷感タオルや携帯扇風機など、体を冷やせる小物も持っておきましょう。
軽い熱中症の症状が出た方がいたら、風通しのよい日陰や冷房の効いた室内など、涼しい場所へ移します。
出発前に、次の4つを確かめておきましょう。
- ☐ 日傘か帽子
- ☐ 飲み物(1日1.2リットルが目安)
- ☐ 塩分がとれるもの
- ☐ 冷感タオルや携帯扇風機
暑さと混雑を避ける夏の京都観光の1日モデルコース

暑い時間帯をどう過ごすかで、1日に回れる数は変わります。屋外を歩くのは朝と夕方に寄せ、いちばん暑い時間は屋内で過ごす組み立てにします。
混雑も、時間をずらせば避けられます。京都市観光協会の京都観光快適度マップでは、人気観光スポット周辺の混み具合を時間帯別の予測で確認できます。
表示されるのは観光快適度という指標で、その場所の人の量を5段階で表したものです。行き先と時間を決める前に見ておけば、混み合う時間帯を外して回れます。
暑さと混雑の両方を避ける時間帯ごとの過ごし方は、次の3つです。
- ・朝:8時台までに歩く屋外のスポット
- ・昼:冷房の効いた屋内施設で休む
- ・夕方:日が傾いてから向かう水辺
浴衣を着て回る日は、次の順番で動けます。
- ・7:30 下鴨神社の糺の森など、朝から入れる屋外を歩く
- ・9:00 梨花和服の店舗で受付し、浴衣に着替えて出発する
- ・10:30 店舗の近くを歩く(嵐山なら竹林の小径と天龍寺、祇園・清水寺なら高台寺)
- ・13:00 冷房の効いた屋内施設で休む
- ・16:00 夕方の水辺を歩く(納涼床で食事をするなら翌日返却オプションを使う)
- ・17:30 店舗へ返却する
朝:8時台までに歩く屋外のスポット
気温は日中に向けて上がるため、屋外を歩くなら朝のうちです。早い時間から入れる場所を選べば、日ざしが強くなる前に歩けます。
下鴨神社の楼門内は6時30分に開門し、天龍寺の庭園は8時30分から参拝できます。貴船神社の本宮も6時から参拝できますが、市街地から離れているため、9時までに戻るのは難しいでしょう。いずれも神事などで時間が変わることがあります。
梨花和服の京都の4店舗は9時から受付しています。それまでは、まだ浴衣に着替える前の時間と考えておきましょう。着替えてから向かうなら、9時以降に開く場所を朝の1か所目にします。
昼:冷房の効いた屋内施設で休む
熱中症を防ぐには暑さを避けるのが第一なので、日ざしの強い時間帯は無理に歩かず、屋内に入って体を休める時間をつくります。
先に紹介した京都市京セラ美術館が、行き先の候補になります。「京都」駅中央口から歩いて約15分の京都水族館も、年中無休で開いています。
暑さから逃げる先をもっと知りたいときは、京都観光で雨の日も楽しめる屋内スポットが参考になります。
夕方:日が傾いてから向かう水辺
日が傾くと気温が下がるため、夕方の水辺は歩きやすくなります。たとえば鴨川納涼床なら、2026年度は5月1日~10月15日の期間で夕涼みができます。
ただし、梨花和服の京都エリアでは、着物・浴衣の最終返却時間を17時30分としています。浴衣のまま夜まで出歩くときは、翌日返却の有料オプションを利用できます。
8月16日の20時に点火される五山送り火のような夜の行事に浴衣で行きたい方は、翌日返却の条件を先に確かめておきましょう。
季節を問わずに回るなら、京都で着物レンタルをしてからの観光コースも見ておくと選びやすくなります。
夏の京都観光で借りられる梨花和服の浴衣レンタル

梨花和服では、京都の祇園・嵐山・清水寺・京都駅前の4店舗で浴衣レンタルをご用意しています。営業時間は9時~18時で、最終着付け受付時間は15時30分です。
- ・浴衣一式と着付けがセットで手ぶらで行ける
- ・学割やカップル向けのプランから選べる
実際に浴衣で夏の京都を歩いた方から、次のような声をいただいています。
- 清水寺へ向かう途中に美味しそうなかき氷屋さんが!!今日はとても暑かったので苺と白桃のかき氷を注文
- (レトロな浴衣レンタルで京都観光を楽しみました!)より
浴衣一式と着付けがセットで手ぶらで行ける
京都浴衣ベーシックプランには、女性用のレンタル浴衣一式と着付けが含まれます。手荷物預かりもあるので、荷物を置いて手ぶらで出かけられます。受付から出発までは45~70分ほどです。
京都エリアの最終返却時間である17時30分を過ぎても浴衣で出かけたい日には、翌日返却オプションをご用意しています。料金は2,000円(税込)からで、別に着物1着あたり10,000円の保証金をお預かりします(※2026年7月現在)。返却の期限は、各店舗の翌日の最終返却時間です。
このオプションを使えば、8月16日の五山送り火や、北野天満宮の夜の神事にも浴衣のまま出かけられます。
なお浴衣のレンタルは6月~9月に受け付けています。10月~翌6月は着物のレンタルをご用意しています。秋から春に京都へ行かれる際は、ぜひ梨花和服の京都の着物レンタルプランをご覧ください。
学割やカップル向けのプランから選べる
プランは、1人か2人か、学生証があるかどうかで選べます。料金と内容は次のとおりです。
| プラン名 | 料金 | セット内容 |
| 京都浴衣ベーシックプラン | 4,500円(国内居住者割引適用後3,000円) | 浴衣一式・着付け |
| 京都浴衣ヘアセット学割プラン | 5,500円(同4,000円) | 浴衣一式・着付け・髪飾り・ヘアセット |
| 京都浴衣カップルプラン | 11,000円(同8,000円・2名分) | 男女の浴衣一式・着付け・女性の髪飾りとヘアセット |
いずれも税込です(※2026年7月現在)。
カップルプランに含まれるヘアセットと髪飾りは女性用で、男性のヘアセットは扱っていません。お支払いは現金のみですが、予約時の事前決済は不要で、予約日当日の内容や時間の変更もできます。
学生証があれば学割プラン、2人で着るならカップルプランと、その日の人数や条件に合わせて選べます。日程が決まったら、プランを見比べて予約に進みましょう。
まとめ:涼しい場所と時間帯を選んで夏の京都観光を楽しもう

夏の京都は、涼しく過ごせる場所と時間帯を選んでおくと、暑さに消耗せずに回れます。水辺なら貴船や鴨川、緑の名所なら嵐山や大原、夏だけの行事なら祇園祭や五山送り火があります。
7月と8月は日最高気温の平均が34.2〜34.7℃まで上がるので、日傘や帽子、飲み物、塩分がとれるものは出発前にそろえておくと安心です。屋外は朝と夕方に歩いて、いちばん暑い昼は屋内で過ごすのがおすすめです。
回る場所が決まったら、梨花和服の浴衣レンタルもぜひご予約ください。最終返却は17時30分で、荷物も預けられるので手ぶらで回れます。
