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2020.03.13

正月に着る着物の選び方

正月に着る着物の選び方

お正月に着物を着る場面は?

お正月には、いろいろなイベントがありますよね。その中には着物の着用がぴったりな場もあるはずです。どんなときに着物を着るのか、主なシーンを紹介します。

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初詣に着物で行く際の注意点やおすすめの着物

初詣

お正月と言えば初詣です。お参りには多くの人が着物で出かけます。豪華な晴れ着を着て参拝する人も多いですよ。着物の種類については特にルールは定められていないため、自分好みの素敵な着物を選びましょう。

新年のあいさつ回り

親戚の家を回ったり仕事関係のあいさつに出かけたりといろいろありますが、お正月には着物を着て出かけるという人もいます。パーティーでなければ、カジュアルな着物も使用できます。

日本の民族衣装でもある着物で、1年の始まりをお祝いする目的もありそうですね。

新年会

お正月には新年会に参加する人も多いですよね。パーティー会場のような場そで新年会を行うなら、着物を着ていく人も多いでしょう。

パーティーでは格の高い振袖や留袖、訪問着などが活躍します。

お正月に着る着物の種類や色柄

京都の祇園で着物レンタル

お正月に着る着物は、どんな種類や色柄が適しているのでしょうか?着物の選び方や、おすすめの色柄を紹介します。

振袖・訪問着

式典や本格的なパーティーなど、お正月に正装したいときは振袖や訪問着が役立ちます。特別な日や、お正月のめでたい雰囲気を表したいときは正装で過ごしてみるのもよいでしょう。

小紋・紬

ちょっとした友人同士での集まりや、カジュアルな新年会などには小紋や紬がおすすめです。派手さはありませんが、正装が必要とされる場所以外ならどこでも使えます。

吉祥文様の着物がおすすめ

お正月には、縁起のよい色柄を選びましょう。吉祥文様にはさまざまな種類がありますが、シンプルなものでは亀甲柄や青海波、麻の葉模様などがあげられます。

亀甲柄は亀の甲羅をモチーフにしており、長寿を表す縁起のよい柄です。青海波は扇形を重ねた爽やかな柄で、平和を表します。麻の葉模様は魔除けに使われていたもので、菱形を6つ合わせた昔ながらの柄ですね。

模様だけでなく、高貴なイメージの牡丹や末広がりを表す扇などモチーフにこだわるのもおすすめです。

浅草では花乃和服でも正月・初詣プランをご利用いただけます。

お正月に欠かせないのは着物の防寒対策

京都の祇園で着物レンタル

冬に着物を着るときは、防寒対策が欠かせません。袷の着物で温かいだろうと防寒対策を怠ると、せっかくの楽しい時間が寒さで台無しになってしまうでしょう。お店と車の移動ではなく、外も歩きたいならきっちり寒さ対策をしてくださいね。

防寒対策についてはこちらの記事もご参照ください
冬の浅草で着物レンタルをする時の必須アイテム5選
冬の京都で着物レンタルで活躍する必需品5選

羽織を着る

一般的な着物の防寒対策です。羽織やショールは着物に適したアイテムで、さっと上から羽織るだけで防寒対策ができます。

ただし、あくまでも肌寒いときなら効果が期待できますが、真冬では羽織やショールだけで寒さが完全にシャットアウトできるとは限りません。

洋服と同じようにインナーを活用する

着物を着るときに、長襦袢や和装ブラを活用する人は多いでしょう。しかし長襦袢や和装インナーだけでは心もとないと感じる人は多いはずです。

着物の下にカップ付きのキャミソールや発熱素材のインナーを着ても、特に問題はありませんよ。着物を着たときに見えないよう、襟ぐりの深いものを選ぶ必要はありますが、普段でも使えることもあり着回しに役立ちます。

ただし、背中側から見えてしまっている可能性があるため、鏡で首筋を確認しておきましょう!長袖の発熱インナーを着用するときは、袖から覗かないよう中で折っておくのも大切です。

レギンスやスパッツなども、裾からはみ出さないものであれば使えます。足元が見えたときにかっこ悪くならないよう、7分丈程度がおすすめですね。

足袋用のインナーを使用する

通常の足袋の下に、インナーをつけておくと足元の寒さから身を守れます。最近は旅上の靴下や防寒用のインナーもたくさん出ているので探してみましょう。

ポンチョなどのコートを活用する

着物用のコートも販売されていますが、普段使えるものを使い回すならポンチョコートやケープがおすすめです。着物と組み合わせると、モダンな雰囲気の和洋装が楽しめます。

袖の部分が広いコートなら着物の邪魔にはならないため、和装でも洋装でも使えるもの1つ持っておくとよいですね。

ファーを巻く

成人式などの時期も、着物には防寒用のファーがつきものです。白いふわふわの着物向けファーから、一般の洋装にも使える毛皮まで好みのものを用意しましょう。

カイロを貼る

服装だけでは寒さを防げないとなれば、カイロを使うのがおすすめです。ただし、洋服と違って着物はなかなか脱げません。取り外しがしやすい位置に貼るか、場合によっては貼らないタイプのカイロを持っておくだけでも違うでしょう。

手袋をつける

着物は袖の部分が少し開いているため、手や腕が冷たくなることがあります。手の寒さを防ぐには手袋がおすすめです。

特にロングタイプの手袋は、袖の隙間から入ってくる風を防げます。毛で編んだナチュラルデザインから、フォーマルな革手袋まで着物の格やデザインに合わせて選びましょう。

防寒草履を着用する

一般的な草履は靴と異なり、足を守るカバーがありません。雨草履や防寒草履は、草履の前側にカバーがついたタイプです。

風が強い日や足元から冷えが来る場合は、防寒草履を選ぶと寒さを防げます。つやっとしたエナメルのようなカバーから、ファーがついたものまでいろいろと販売されていますよ。


この記事の著者

梨花和服。浅草と京都市内の嵐山、祇園、清水寺に着物レンタル店を4店舗展開。

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