【2026年最新】お正月の着物にふさわしい色・柄・種類と帯・小物のTPO
新しい1年のはじまりを祝うお正月は、華やかな着物姿で特別感のある時間を過ごすのもおすすめです。
お正月シーズンは街や初詣でも着物姿の方を見かけることが増えるため、普段着物を着る機会がない方も気軽に着物に挑戦しやすいでしょう。
本記事では、お正月の着物を検討中の方に向けて、お正月にふさわしい着物の色・柄・種類など着物選びで知っておきたいポイントをまとめました。
京都着物レンタル梨花和服ではトレンド着物はもちろん、振袖や訪問着など、お正月に映える着物を多数取り揃えています。
着付けからヘアセットまで全てプロの手で仕上げているため、新年のスタートを飾る華やかな着物姿を当店で気軽にお楽しみください。
お正月に着物を着るのはどんな時?

新年のはじまりを祝うお正月は、街中でも着物姿の方を見かける機会が増えるシーズンです。
お正月の着物といえば、初詣を思い浮かべる方が多いでしょうが、初詣以外にもお正月の着物がぴったりなシーンがあります。
- ・初詣
- ・観光・街の散策
- ・新年のあいさつ回り
- ・新年会
初詣
お正月といえば、やはり初詣は欠かせないイベントです。
初詣スポットには元旦から多くの参拝客が集まりますが、なかには着物姿の参拝客も見かけます。
お正月の着物は、特にルールは定められていないもののTPOに合わせた着物の種類を選ぶことが大切です。
初詣で着る着物の種類は自由に選べるため、振袖・訪問着・小紋・紬・袴など自分好みの着物で参拝しましょう。
観光・街の散策
最近では、いつもと違う観光・街の散策を楽しみたいときに着物を着るのが定番になってきています。
京都のように昔ながらの風情ある町並みが残る観光地は、着物との相性が抜群なのでSNS映えする写真が撮れると人気です。
着物を着て初詣へ足を運んだら、着物が映えるおしゃれなカフェや自然豊かな庭園でゆっくりと時間を過ごしてみましょう。
お正月ならではの過ごし方をするのであれば、着物を着て初売りに行くのもおすすめです。
観光・街の散策にはさまざまな楽しみ方があるので、普段とは異なる装いでお正月を祝ってみてください。
新年のあいさつ回り
新年を迎えると親戚の家を回ったり、仕事の関係各所を巡ったりする方もいますが、フォーマルな印象を与える着物姿は、あいさつ回りの場にも適しています。
親戚や家族へのあいさつ回りでは、カジュアルな格式の着物で問題ありませんが、ホテルや料亭などのフォーマルなパーティーでは相応の格式の着物を着て行く必要があります。
着物姿でのあいさつ回りは、特別感やフォーマル感があり、相手にとってより良い1年になることを祈願する気持ちを表現するのにもぴったりです。
新年会
お正月になると新年会が開催される機会も増えますが、パーティー会場のような場所で新年会を行う場合は、着物を着て行くことも可能です。
その際は、招待されている新年会やパーティーの「格」に合わせて装いを選ぶことが大切です。 ホテルやレストランで行うフォーマル寄りの新年会であれば、振袖・留袖・訪問着など格の高い着物を選ぶと、会場の雰囲気に合う華やかさを演出できます。
お正月にふさわしい着物の選び方

お正月に着るのがぴったりな着物の選び方を、以下の4つのポイントに沿って紹介します。
- ・TPOにふさわしい種類の着物を選ぶ
- ・明るく華やかな色合いの着物を選ぶ
- ・お正月は縁起の良い柄の着物を選ぶ
- ・全体の統一感がまとまる着物を選ぶ
TPOにふさわしい種類の着物を選ぶ
着物を着る際は、TPOにふさわしい種類の着物を選ぶことが大前提です。
お正月に着物を着る場合、季節感を演出する色・柄の着物を選ぶのはもちろん、TPOに適した着物の種類を選べているかどうかも確認するようにしましょう。
着物は第一礼装・略式礼装(準礼装)・外出着・普段着と大きく4つの格式に分かれており、フォーマル度に合わせて着物の格式も変わります。
お正月にふさわしい着物を、女性向け・男性向けにそれぞれ説明するので参考にしてください。
- ・振袖・訪問着|女性向け
- ・小紋・紬|女性向け
- ・羽織袴|男性向け
- ・洒落着(着物+羽織)|男性向け
振袖・訪問着
式典や本格的なパーティーなどの場で着物を着る際は第一礼装の振袖や略式礼装の訪問着が役立ちます。
特別な日や、お正月のおめでたい雰囲気を表したいときは、日本の伝統的な正装で過ごすのもおすすめです。
10代から20代の未婚女性が第一礼装を着る場合は、多くの方が振袖を選びます。
ただし、20代後半や30代の方で振袖以外の着物を希望する場合は、明るく華やかな印象で着られる訪問着を選びましょう。
>フォーマルシーンにおすすめなヘアセット込みの「浅草の訪問着レンタルプラン」
小紋・紬
友人どうしでのちょっとした集まりやカジュアルな新年会などには、外出着の格式にあたる小紋や紬がおすすめです。
小紋や紬はいわゆるおしゃれ着と呼ばれる着物で自由度の高い着こなしが楽しめます。
カジュアルな格式の着物のため、結婚式などのフォーマルな場には不向きですが、街散策などのカジュアルな場では幅広く活躍します。
おしゃれな着物を着てお正月の着物散策を楽しみたいという方にも、小紋・紬は相性抜群です。
羽織袴|男性向け
男性がお正月に着物を着る場合でも、初詣で羽織袴姿はそれほど多くはありません。羽織袴は、記念撮影を兼ねたお出かけや、ホテル・料亭での格式高い新年会など「特別感を出したいシーン」向きの装いと考えるとよいでしょう。
パートナーが振袖や訪問着など格の高い着物を着る場合や、会場自体がフォーマルな雰囲気のときには、羽織袴を選ぶと全体のバランスがとりやすくなります。
洒落着(着物+羽織)|男性向け
男性用着物に羽織を合わせた洒落着は、初詣やカジュアルな新年会など、日常〜ややあらたまった場面で取り入れやすい装いです。
パートナーが小紋や紬などのカジュアル寄りの着物を選ぶ場合は、男性も洒落着で揃えると、バランスの良いコーディネートになります。
明るく華やかな色合いの着物を選ぶ
着物では、季節に合わせて色を選ぶのが一般的です。
お正月は新年のはじまりを祝うおめでたいイベントなので、明るく華やかな色合いの着物を選びましょう。
赤は古来から神聖な色とされており、邪気を祓うといわれています。
また、清らかなイメージがある白も上品さを演出できる色の1つです。
豪華さや気高さを演出するなら、金の装飾が施された着物がいいでしょう。
お正月は寒い時期でもあるため、山吹色やえんじ色など暖色系の着物を選べば温かい雰囲気が出せます。
お正月は縁起の良い柄の着物を選ぶ
お正月に着物を着る場合は、縁起の良い柄を選びましょう。
着物には吉祥文様と呼ばれる縁起の良い柄があるため、着物選びでは以下のような縁起の良い柄を意識しながら決めるのがおすすめです。
- ・亀甲柄
- ・青海波
- ・麻の葉模様
- ・鶴
- ・亀
- ・松竹梅
- ・鳳凰
- ・宝尽くし
- ・牡丹
- ・扇
数ある吉祥文様のなかでも、長寿を願う鶴や亀、お祝いごとで選ばれる松竹梅はお正月にふさわしい柄です。
柄だけでなくモチーフのイメージにもこだわることで、個性を出しつつお正月の装いを楽しめます。
全体の統一感がまとまる着物を選ぶ
着物姿は、着物と小物のまとまりや統一感を意識することでワンランク上の着こなしに仕上がります。
お正月の際は以下のような小物を選ぶと、おめでたい場にふさわしい着こなしを完成させやすいです。
- ・帯締め:お正月らしい幅広の帯締めを2本使用する
- ・帯留め:牡丹や扇など縁起の良いモチーフを選ぶ
- ・バッグ:上品なハンドバッグを合わせる
ただし、お正月に適したデザインの小物を合わせるだけでは、全体の統一感は出せません。
お正月に適した小物の種類を知ったうえで、小物と着物がしっかりとまとまる着物を選ぶようにしましょう。
お正月に着てはいけない着物のルール

お正月に着る着物には厳密なルールは設けられていないものの、おめでたい場であることを踏まえ、避けるべきとされている着物があります。
せっかくの着物姿のおめでたさが半減してしまわないよう、お正月の着物で覚えておきたい知識として、避けるべき着物の特徴を把握しておきましょう。
- ・お正月に着てはいけない色は白や黒
- ・お正月に着てはいけない柄は縁起やシーンに合わないもの
お正月に着てはいけない色は白や黒
お正月に着てはいけない色として特に覚えておきたいのが黒色です。
着物全体が黒一色になっているものは、お葬式などで着る喪服を連想させるため、お正月のおめでたい雰囲気にはふさわしくありません。
黒色がベースの着物を着る場合は、上から下まで黒一色にならないことを意識しましょう。
華やかな柄が全体的に入っているものを選ぶ、帯と小物の色を明るくしてメリハリを出す、軽やかな素材を選んで抜け感を出す、などコーディネートの工夫が大切です。
お正月に着てはいけない柄は縁起やシーンに合わないもの
お正月の着物を選ぶ際は、着物の色だけではなく柄にも注意が必要です。
たとえば、冬にも関わらず夏を連想させる柄の着物を選んだり、寒色系でまとめた涼しげなコーディネートを作ったりするのは避けましょう。
着物では、基本的に季節を先取りした着こなしが粋だと考えられていますが、先取りするのはあくまで半月から1か月先の季節です。
また、枯れ枝や花が散っている様子を表す柄も終わりを連想させる柄で縁起が良くないため、選ばないようにしましょう。
華やかさが決まる!お正月の「帯・小物」の選び方

ワンランク上の着物コーディネートを仕上げるには、帯や小物の使い方がとても重要です。
帯や帯飾りといった小物一つひとつにもしっかりこだわると、同じ着物で仕上げたコーディネートも華やかさや豪華さが全く変わります。
コーディネートがおしゃれに仕上がるのはもちろん、お正月に合う上品さや華やかさを演出するポイントにもなるため、帯と小物の選び方を知って上手に使いこなしましょう。
- ・帯は着物の格があがるようにする
- ・小物は帯締め・帯揚げで差し色を加える
帯は着物の格があがるようにする
帯は、着物コーディネートの印象を左右するほど影響力のあるアイテムです。
理想的なコーディネートを作るには、着物のデザインはもちろんのこと、選んだ着物のデザインがより映える帯を組み合わせることが重要になります。
シンプルな着物の場合は、幾何学模様など個性的なデザインの帯を合わせると全体にメリハリが出て上品になり、地味な印象を与えません。
反対に、着物が華やかな場合は帯をシンプルなデザインにして、着物の華やかさが主役になるように引き算をして着物の格を上げましょう。
小物は帯締め・帯揚げで差し色を加える
着物には、帯の周りに付ける装飾品として帯締め・帯揚げと呼ばれる小物があります。
着物と帯の配色によって帯締め・帯揚げに適した差し色は変わりますが、お正月であれば明るい朱色・緑・金などの鮮やかな色がおすすめです。
帯の中央を通る帯締めは、平組で房がしっかりしているものや、飾り付きのデザインを選ぶと豪華に仕上がります。
梨花和服の小物オプションでも1点500円(税込)で帯飾りを用意しているため、コーディネートの華やかさを決める差し色を自由に選んで、コーディネートに取り入れることが可能です。
お正月に着物を着たい方は梨花和服をご利用ください

お正月の京都で着物を着て初詣や観光に行くなら、京都着物レンタル梨花和服の利用がおすすめです。
梨花和服では、着物一式レンタルとプロによる着付けを提供しており、着崩れしにくい着付けをスピーディーに仕上げています。
着物の種類も豊富に取り扱っており、どのプランも全ての着物から選び放題となっている点が特徴です。
お正月に合った着物の選び方がわからない場合は、プロによるアドバイスが可能なため、お気軽にご相談ください。
また、ヘアセット込みプランには5パターンのヘアセットメニューに加え、6パターンのアップグレードヘアも用意しています。
華やかな着物とヘアアレンジでお正月を過ごしたい方は、ぜひ当店の着物レンタルをご利用ください。
梨花和服ではお正月に着物を手軽にレンタルできるプランをご用意

梨花和服では、さまざまなシチュエーションに合わせて手軽に着物をレンタルできるプランを用意しています。
- ・お正月の京都観光で友達や一人でも楽しみたい女性向け
- ・お正月をカップルで一緒に過ごしたい方向け
- ・通年と一味違う京都でのお正月を楽しみたい男性向け
- ・お正月をより特別な思い出にするために振袖を着たい方向け
お正月の京都観光で友達や一人でも楽しみたい女性向け
「京都着物レンタルヘアセットプラン」は、お正月の京都観光を楽しみたい女性向けのプランです。
レンタルプランには着物一式レンタルのほか、プロによる着付けとヘアアレンジもセットになっています。
トレンドのヘアアレンジにも対応しており、お正月に合った華やかな装いで京都観光を楽しみたい方におすすめです。
事前準備は不要なので手ぶらで来店でき、気軽に着物体験にチャレンジできます。
お一人でも友人どうしでも、梨花和服の着物レンタルをぜひご検討ください。
| 価格(税込) | 5,000円~ ※2025年11月時点 |
| ヘアセット | ◯ |
| 髪飾り | ◯ |
| 所要時間 | 45~70分 |
| 返却時間 | 17:30まで |
| 詳細 | 京都着物レンタルヘアセットプラン |
お正月をカップルで一緒に過ごしたい方向け
「京都着物レンタルカップルプラン」は、2名で利用できるカップル向けのプランです。
プランの内容は一緒ですが、ヘアセット込みプランとメンズプランを別々で利用するよりもお得に利用できます。
着物のデザインは2人で相談しながら選べるので、リンクコーデやお揃いコーデに挑戦するのもおすすめです。
着物姿で観光デートを楽しむなら、梨花和服のカップルプランをご利用ください。
| 価格(税込) | 8,000円~ ※2025年11月時点 |
| ヘアセット(女性用) | ◯ |
| 髪飾り(女性用) | ◯ |
| 所要時間 | 45~70分 |
| 返却時間 | 17:30まで |
| 詳細 | 京都着物レンタルカップルプラン |
通年と一味違う京都でのお正月を楽しみたい男性向け
「京都着物レンタルメンズプラン」は、お正月の京都を友人どうしで楽しみたい男性におすすめのプランです。
着物サイズはM~3Lまであり、大柄な外国人男性にも対応しています。
受付からは最短30分で着付けが完了するため、京都散策へスピーディーに出発可能です。
いつもと違うお正月の京都を楽しむなら、梨花和服のメンズプランをご検討ください。
| 価格(税込) | 5,000円~ ※2025年11月時点 |
| ヘアセット | ✕ |
| 髪飾り | ✕ |
| 所要時間 | 30~60分 |
| 返却時間 | 17:30まで |
| 詳細 | 京都着物レンタルメンズプラン |
お正月をより特別な思い出にするために振袖を着たい方向け
京都で過ごすお正月をより特別な思い出にしたいなら、華やかで特別感のある振袖がおすすめです。
梨花和服では「京都正絹振袖ヘアセットプラン」を用意しており、最上級の絹素材を使った上質な振袖が気軽に楽しめます。
振袖のレンタルはもちろん、振袖姿をカメラマンの撮影でデータに残せる撮影込みプランも利用可能です。
どちらのプランもバイヤーが厳選した正絹振袖から追加料金なしでお好きな1着をセレクトできるため、お正月を華やかに着飾りたい方、振袖に興味がある方は、この機会にぜひご利用ください。
| 価格(税込) | 35,000円~ ※2025年11月時点 55,000円~(カメラマンによる撮影あり) ※2025年11月時点 |
| ヘアセット | ◯ |
| 髪飾り | ◯ |
| 所要時間 | 60~80分 |
| 返却時間 | 17:30まで |
| 詳細 | 京都正絹振袖ヘアセットプラン |
お正月で着物を着る時に欠かせないのは防寒対策

冬の京都で着物を着るときは、防寒対策が欠かせません。
袷(あわせ)の着物だからと防寒対策を怠ると、せっかくの楽しい時間も寒さで台無しになってしまいます。
お店と車の移動だけではなく街散策もしっかり楽しみたい方は、以下の8つの方法でしっかり寒さ対策をしましょう。
- ・羽織を着る
- ・洋服と同じようにインナーを活用する
- ・足袋用のインナーを使用する
- ・ポンチョなどのコートを活用する
- ・ファーを巻く
- ・カイロを貼る
- ・手袋をつける
- ・防寒草履を着用する
羽織を着る
羽織の活用は、一般的な着物の防寒対策です。
羽織やショールは着物に適した防寒アイテムで、さっと上から羽織るだけで防寒対策ができます。
気温が10~15℃の肌寒さなら効果が期待できますが、10℃以下の気温では羽織やショールだけで寒さを完全にシャットアウトするのは難しいです。
羽織やショールに加えて、ほかの防寒アイテムも併用しながら防寒対策を行いましょう。
洋服と同じようにインナーを活用する
着物を着るときに長襦袢や和装ブラを活用する方は多いですが、長襦袢や和装ブラだけでは防寒対策が心もとないと感じる方もいるでしょう。
着物の下にカップ付きのキャミソールや保温インナーを着ても、着付けには大きな影響はありません。
インナーが着物から見えないように襟ぐりの深いものを選ぶ必要はありますが、洋服と同じように使えるので着回しに役立ちます。
また、長袖の保温インナーを着用するときは、袖からインナーが見えないように袖を折るか七分丈のものを利用しましょう。
足元の冷え対策には、レギンスやスパッツが活躍します。
ただし、裾からレギンスが見えないように七分丈のものや肌色のものを履くと安心です。
足袋用のインナーを使用する
通常の足袋の下に、インナーをつけておくと足元の寒さから身を守れます。
最近は、足袋上の靴下や防寒用のインナーもたくさん出ているので探してみましょう。
ポンチョなどのコートを活用する
着物用のコートも販売されていますが、普段使えるものを使い回すならポンチョコートやケープがおすすめです。
ポンチョコートやケープと着物を組み合わせると、モダンな雰囲気の和洋装が楽しめます。
袖の部分が広いコートなら着物の邪魔にならないため、和装でも洋装でも使えるものを1着持っておくと便利です。
ファーを巻く
成人式などの時期も、着物には防寒用のファーがつきものです。
白いふわふわの着物向けファーや、洋装でも使える毛皮など好みのものを用意しましょう。
カイロを貼る
服装だけでは寒さを防ぎきれない場合は、貼らないタイプのカイロを持ち歩きましょう。
着物は簡単に着脱できないため、貼るタイプのカイロよりも貼らないタイプのカイロの方が使いやすいです。
貼るカイロを使用する場合は、低温やけどに気をつけて、着物を着ていても剥がしやすい場所に貼るようにしてください。
手袋をつける
着物は袖の部分が少し開いているため、風が入ってくると手や腕が冷たくなりやすいです。
そのため、手や指先の冷えを防げるように手袋を用意しましょう。
特にロングタイプの手袋は、袖の隙間から入ってくる風をしっかりと防いでくれます。
毛で編んだナチュラルデザインから、フォーマルな革手袋まで着物の格やデザインに合わせて選びましょう。
防寒草履を着用する
一般的な草履は靴と異なり、足を守るカバーがありません。
雨草履や防寒草履は草履の前側にカバーがついているため、風が強い日や雨の日には足先の冷えによる寒さを防げます。
防寒草履は、つやっとしたエナメルのようなカバーから、ファーがついたものなどデザインもさまざまです。
お正月に着物を着るなら気をつけたいこと

お正月の京都散策では、防寒対策以外にも気をつけたいことがあります。
- 混雑が予想されるため、交通手段は念入りに調べておく
- 事前にお手洗いは済ませておき、こまめに休憩を設ける
- 袖・裾が長い着物を着る場合は、汚さないように気をつける
お正月の京都では、通常よりもさらに公共交通機関の混雑が予想されます。
着物姿だと移動の負担がかかりやすいため、スムーズに移動できるよう交通手段を事前に確認しておきましょう。
女性の場合、お手洗いも混みやすいので移動前に済ませたり、こまめに休憩を設けたりするのがおすすめです。
また、慣れない着物姿では袖や裾を汚しやすいため、食事の際は膝にハンカチを敷く、食事の際は袖を手で押さえるなど所作に気をつけてください。
お正月におすすめの着物コーデを紹介

お正月に着物レンタルを検討中の方に向けて、おすすめの着物コーディネートを2つ紹介します。
華やかな着物コーディネートの選び方が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
- ・より華やかに見せたいならレース着物コーデ
- ・初詣にピッタリな大人っぽい振袖コーデ
より華やかに見せたいならレース着物コーデ

トレンド感のあるおしゃれなデザインで、華やかに着物を着こなしたい方には、大人可愛く仕上がるレース着物がおすすめです。
くすみピンクの色合いで品のあるシフォン素材を使った着物にレースインナーを合わせ、顔まわりの華やかさをプラスしました。
着物の色合いとの統一感を考え、帯はグレージュ、帯揚げは白のシフォン素材、帯締めはパール素材のものを選び、お正月にぴったりな上品さを意識したコーディネートに仕上げています。
初詣にピッタリな大人っぽい振袖コーデ

豪華で華やかな姿が特徴の振袖も、着物の色合いと柄の組み合わせ次第で大人っぽい着こなしが可能です。
落ち着いた印象の振袖を着たい場合は、山吹色や深緑、えんじなど濃色がベースの振袖を選びましょう。
また、振袖の柄も小花が散りばめられた柄や丸みのある花びらの柄は可愛らしい印象になりやすいため、着物の余白を活かした大柄やダイナミックな印象の柄を選ぶのも大人っぽく仕上がるポイントです。
来年のお正月は上品で縁起の良い柄の着物を着て特別な一年の始まりに!

お正月の京都で新たな1年のはじまりを迎えるなら、着物に挑戦してみましょう。
着物レンタルを利用すれば、気軽に着物を着て京都散策が楽しめます。
京都のお正月を着物で過ごしたい方には、京都着物レンタル梨花和服がおすすめです。
梨花和服では豊富な種類の着物を取り扱っており、お正月に合った華やかな着物を楽しめます。
着付けやヘアセットはプロに任せられるため、着物が初めての方でも安心です。
お正月にふさわしい着物姿で京都のお正月を過ごしたい方は、ぜひ当店の着物レンタルをご利用ください。
この記事の著者
梨花和服。浅草と京都市内の嵐山、祇園、清水寺に着物レンタル店を4店舗展開。
着物レンタル梨花和服 浅草店
京都の着物レンタル梨花和服
着物レンタル梨花和服 祇園店
着物レンタル梨花和服 嵐山店
着物レンタル梨花和服 清水寺店

