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2020.03.06

入学式や卒業式に訪問着で行く際の注意点(おすすめの色や柄)

入学式や卒業式に訪問着で行く際の注意点(おすすめの色や柄)

子どもの入学式・卒業式には着物で参列したいと考える人も多いでしょう。主な服装はどんなものなのか、母親が訪問着で参列するときの注意点などを解説します!

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入学式・卒業式出席時の服装の選び方

入学式や卒業式には、お祝いのために礼装で参加することも多いでしょう。特に卒業式などでは、子どもは振袖や袴でおしゃれに着飾ることが多いでしょう。

母親はスーツやワンピースのほかに、着物を選択することもありますね。

学生は振袖や袴で参加することも多い

入学式では学生服が基本ですが、卒業式は学生が振袖や袴で参加することも多いでしょう。高校、大学だけでなく、最近は小学校や中学校でも女の子が袴で卒業式を迎えることが増えていますね。

細かいルールはありませんが、学校が着物の着用を認めているかがポイントです。

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母親などはスーツや着物が主流

母親が入学式・卒業式に参列するときは、スーツやワンピースなどのフォーマルウェアや、着物などの礼装が一般的です。

カジュアルウェアは避けたほうがよいケースも多く、学校によってはある程度色や着用できる服が限られていることもあります。

父親が参列するときの服装

子どもの入学式・卒業式には父親が参列することもあるでしょう。ほとんどの場合、ビジネススーツなどが一般的です。

雰囲気にもよりますが、父親の服装は適度なフォーマルウェアが求められるでしょう。

母親が参列するときに選ぶ着物の種類

母親が入学式・卒業式に参列するときは、訪問着などのフォーマル系の着物が一般的です。そのほか付け下げや色無地などを選ぶ人もいるでしょう。

失敗が少ないものは色無地ですが、おしゃれな装いで参列したいときは訪問着がおすすめです。

入学式・卒業式に訪問着で参列する際の注意点

入学式や卒業式に訪問着で参列する場合、周囲の雰囲気を確かめるのが重要なポイントです。ほぼ全員が黒のスーツで参列している中で、1人だけ訪問着だとかなり目立ってしまいます。

服装の自由度が認められているのか、ルールがないとしても例年の雰囲気などをチェックしておくことが重要です。特に卒業式を迎える場合、子どもは毎年卒業生を送るために参加しているはずです。

どんな雰囲気なのか、自分の子どもや周囲のママに確認するのもおすすめですね。

学校独自のルールがないか注意する

学校によっては、母親の服装に対してルールが設けられていることがあります。

特に私立の学校では、独自ルールが定められて売ることも多いため、注意しておきましょう。色や柄だかでな、着物がNGということもありえます。

本来禁止されているもので参列してしまうと、周囲から常識外れと判断されることもあるでしょう。

また、明確にルールとして決まっていない場合でも、学校や保護者の考え方次第で常識が変わることもありえます。地域性や雰囲気を見て、周囲に確認しておいたほうが安心です。

着物向きの室内履きを用意する

入学式や卒業式を行うのは、一般的に室内が多くなっています。外であれば草履を着用すればよいですが、室内ではそうもいきません。

学校にあるぺたんこのスリッパでは着物の裾が汚れてしまうことも考えられるため、自分で室内履きを持っていくほうがスマートです。ヒールタイプの室内履きなら、それほど問題はないでしょう。

派手すぎる柄は選ばない

学校の行事全般に言えることですが、主役は学生であり保護者ではありません。

子供の入学や卒業をお祝いする場所と言っても、派手すぎる装いは顰蹙をかう可能性があります。振袖のように派手な着物は、保護者が着るには不似合いと考えておきましょう。

暗すぎるものや凶事に使用する柄は避ける

お祝いの席で不吉なことを連想する柄や、お葬式のような色柄の着物を着ていると失礼に当たります。

洋服であればスーツが黒でもインナーやストッキングなどでと調節できますが、着物で黒を選ぶと喪服のようなイメージになってしまいますよ。柄にもよりますが、お祝いをイメージする明るい色柄のほうが好まれるでしょう。

学校で色が限定されているときは、お祝い事に使える色があるか確認してから訪問着を選ぶのが大切です。

入学式・卒業式参列におすすめな訪問着の色柄とは

入学式や卒業式には、それぞれ求められるカラーがあります。地域や学校の考え方によって変わることも多いため、雰囲気を確認しておくほうがよいですね。

厳格な雰囲気で行われるなら落ち着いた色を、お祝いムードが強いなら淡く明るい色を選ぶなど工夫ができます。

淡いピンクやベージュに花柄

明るいムードの入学・卒業式に適した訪問着の色柄です。大ぶりで目立つ花よりも、いろいろな花が密集しているタイプがおすすめです。

ピンクやベージュの色合いには、白や赤、黄色などさまざまな色合いの花が合いますね。

爽やかな水色やグリーンに花柄や波柄

爽やかなイメージの水色やグリーンには、白系統の花がよく似合います。青系のカラーなら、波柄などもよく見かけますね。

すっきりとした印象に見せたいとき、青やグリーンはおすすめです。特に淡い色合いのカラーは、入学式や卒業式などのお祝いごとにも似合います。

落ち着いたグレーや紺色に花柄

あまり明るい色柄が求められていない場合は、グレーや紺色を選ぶと周囲から浮きません。訪問着は花柄が多く、適度に華やかな雰囲気も出るでしょう。

淡いグレーを選べば、明るい雰囲気も出せますよ。


この記事の著者

梨花和服。浅草と京都市内の嵐山、祇園、清水寺に着物レンタル店を4店舗展開。

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