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2020.02.13

京都で着物を着て車を運転する際の注意点

京都で着物を着て車を運転する際の注意点

京都旅行を検討している人の中には、マイカーで京都まで行き京都で着物レンタルをして、旅行を楽しもうと思っている人もいることでしょう。

そもそも着物を着て運転することは、違反にはならないのでしょうか。

着物を着て車を運転する際に、注意しなければならないことはあるのでしょうか。そんな着物にまつわる運転の疑問について紹介します。

そもそも着物を着用して運転できるの?

京都の祇園で着物レンタル

  1. 京都では服装について道路交通法施行で定められていない
  2. 他県では運転時の服装について定められている場合がある

京都旅行をする際には、マイカーで移動した方が便利だと考える人も大勢いて、現地で着物レンタルをして街を散策したいと思っている人も多いと思う人もいるかもしれません。

2018年には福井県で僧侶が僧衣を着て車を運転していたところ、交通違反として検挙されてしまったそうです。

着物を着て車を運転する際には、都道府県ごとに定められている道路交通法施行細則について確認しましょう。

中でも運転者の服装について規定されている地域は、青森や秋田、茨城や群馬、静岡や愛知、福井など15県に上ります。

上記で挙げた15県では着物を着て運転する場合には、ズボンやモンペなどを履き、たすき掛けをしていれば検挙に該当しないとされています。

幸い京都は、服装について道路交通法施行で定められていないので、京都観光の際に着物レンタルをしてマイカーを運転しても良いということになっています。

着物を着て運転した際に検挙されるケースとは?

着物を着ることによって運転に支障が出てしまったり、安全に運転ができないと判断された場合には、その場の状況によって検挙されてしまうケースもあるようです。

具体的には着物の袖がハンドルやシフトレバーなどに引っかかったり、履物や草履などを履いているときに検挙されてしまうそうです。

そのため京都で着付けをしてもらい着物レンタルをして運転するのであれば、着物の袖をたすき掛けができるように紐を借りたり、たすき掛けをするときの紐の結び方なども教わっておいた方がいいでしょう。

履物については運転する際に靴に履き替え、車を降りる際に草履に履き替えて観光スポットを回ったり、街を散策するようにしましょう。

京都の着物レンタル店付近の駐車場事情

京都でも特に着物レンタル店が多いエリアが祇園・清水寺周辺と嵐山周辺になります。

それぞれ時期によって値段が異なりますので、それぞれの特徴を見ていきましょう。

祇園周辺の駐車場

  1. 紅葉・桜シーズンは駐車場確保が難しい
  2. 値段:1日1800円〜2400円

八坂神社周辺にレンタル着物店が多数あります。その周辺エリアは駐車場の料金としては高めですが、数はたくさんあります。

ただし、紅葉シーズンと桜の花見シーズンはかなり混雑が予想され、ほとんど駐車場も空きが無い状態となります。

清水寺周辺の駐車場

  1. そもそも駐車場の数が少なく、駐車が難しい。
  2. 坂の手前でも早めに駐車してしまった方が良い
  3. 値段:1日2000円〜4000円

清水寺周辺は駐車場が少なく、清水坂の上まで登ってしまうと、空いていなかった場合の時間ロスが大きくなってしまいます。

紅葉・桜シーズンはほとんど駐車できないと考えた方が良さそうです。

嵐山周辺の駐車場

  1. 紅葉・桜シーズンは朝早くに行かないと駐車場が満車になる
  2. 値段:1日500円〜2000円

紅葉・桜シーズンを除いた場合は、阪急嵐山駅前に大きな市営駐車場がありますので、そちらの利用で問題ないかと思います。

紅葉・桜シーズンは朝には嵐山駅周辺の駐車場は満車になってしまうので、松尾大社駅と阪急嵐山駅の中間付近の駐車場を利用すると良いでしょう。こちらは一日500円前後ととてもお得です。

駐車場の混雑によってはレンタル・返却時間に注意が必要です。詳しくはこちらの記事で紹介しています>京都で着物レンタルをする時のおすすめ予約時間と返却時間の目安とは?

着物を着用して運転する際の注意点

レトロな着物レンタル

着物を着て運手をする場合は、他にも注意しなければならないことがいくつかあります。

着物レンタルはできるだけ汚さないようにしなければならないので、袖を踏まないようにしたり、シートベルトの汚れについても注意が必要です。

着崩れを起こさないようにする乗り方に注意して、運転するように心がけましょう。

着物で運転する際は袖を踏まないように注意しよう

着物で運転をする際は袖が長いことから、ブレーキやアクセルを踏むときに、誤って袖の部分を踏んでしまうことがあります。

しかし着物の袖がハンドルに絡まったりする恐れがあるので、着物の袖はたすき掛けをしてから車を運転するのがおすすめです。

たすき掛けをしておけば、袖を踏んでしまう恐れやハンドルに巻きこむ危険性もないので、安心して運転ができますし、検挙される心配もないでしょう。

たすき掛けをすれば袖を踏む可能性が少なくなるので、着物レンタルをして返却をする際にクリーニング代を支払うこともなくなるでしょう。

着物で運転する際はシートベルトの汚れにも注意しよう

レンタカーであれば、基本的にシートベルトの汚れについてもきれいに清掃されているのですが、マイカーを運転する場合は、旅行に行く前にシートベルトの掃除をしておいた方がいいでしょう。

シートベルトに汚れが付いていると、胸元に黒い汚れが付着してしまうことがあるので、シートベルトの汚れについても注意が必要です。

しかし旅行に行く前に掃除ができないときには、タオルを胸元に挟んでシートベルトの汚れが着物に付着しないように工夫しましょう。

着物で運転するときはシートに持たれないようにするのがポイント

着物で運転をするときは帯が崩れないようにするためにも、シートに持たれないようにシートをできるだけ後ろに下げて運転したり、シートに浅く座って姿勢を起こしたまま運転する必要があります。

帯が崩れてしまうと自分では直せなくなってしまうので、基本的に着物で運転をする場合は、シートに持たれないように注意する必要があります。

着物で運転するときは草履から履きなれた靴に変えるのがポイント

着物で車を運転するときは、道路交通法違反とならないように草履から履きなれたシューズに変えて、運転することもポイントになります。

旅行先にもかかわらず、草履だけで検挙されるのは時間も取られてしまいますし、気分も損ねてしまう可能性があります。

楽しい旅行が残念な旅行にならないためにも、靴に履き替えて安心安全に観光スポットを回りましょう。

これらに注意して運転をすることができれば、マイカーでも十分に着物レンタルを楽しめますし、たくさんの観光スポットを回って良い思い出も作れるでしょう。

車の運転以外にも気をつけることはこちら>京都で着物レンタルをして観光をする時に気を付けたい10のこと


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この記事の著者

梨花和服は京都市内で嵐山、祇園、清水寺に着物レンタル店を3店舗展開し、京都エリアでの2021年の年間ご利用実績は2万人以上!
着付けプラン3500円、ヘアセットプランも5000円とお得なプランもご用意。
渡月橋、清水寺、八坂庚申堂、八坂神社など人気観光地の近く!
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