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2021.04.07

着物を着た時の正しい座り方は?着崩れや所作に注意

京都などに旅行に行った際に、いい機会だからということでお店で着付けをしてもらい、着物を着て観光するという人はとても多いです。近年は我が子の入学式や卒業式などに、浴衣を着て参列するという人も増えています。

しかし着物を普段から着慣れていない人は、着物での座り方をマスターしておかないと、せっかくの着付けが台無しになり、旅行中や式の最中に着物がはだけたり、裾が下がってしまい見た目が悪くなることもあります。

裾が下がったりすると歩きにくくなりますので、着物を着て観光することが難しくなることから注意が必要でしょう。そこで着物を着たときの様々な座り方について紹介していきます。

着物で椅子に座る時

京都の祇園で着物レンタル

着物を着て椅子に座るときに注意しなければならないポイントは「深く座らない」、「背もたれにもたれ掛からない」、「着物を少し引き上げてから座る」というのが重要なポイントです。

椅子に座る際に腰掛に深く座ってしまうと、その分椅子との接地面が多くなってしまい着物が腰のあたりから下がってくる元となるので、着崩れを起こす可能性があります。そのため椅子に座るときは腰掛の手前に浅く座り、背筋を伸ばすことを心掛けましょう。

背もたれを使うと背中の帯が崩れてしまい、せっかくのキレイな帯結びが潰れてしまうことになりますので、絶対に椅子の背もたれには触れないようにしましょう。

さらに椅子に座った後は足を開いたり、足をブラブラさせたりするのはNGです。背筋を伸ばして手は膝の上に乗せ、足は閉じて揃えて座るのが好ましいでしょう。

座り方としては、まず右手で上前をおはしょりの辺りまで引き上げ、椅子の左から座るようにしましょう。

上前を引き上げてから座らないと、椅子に座ったときに背中から着崩れを起こしてしまい、ずり落ちて裾が長くなってしまうので、椅子に座るときは着物を引き上げることを忘れないようにしましょう。

着物で正座する時

お茶の体験や食事するお店によっては、着物で和室に上がることもあります。着物で正座する時はきちんと正座しないと、すぐにバレてしまうので注意が必要です。座る時にもマナーがあるので、しっかりと覚えて恥をかかないようにしましょう。

正座をする時の一連の流れとしては、まず右足を半歩後ろに引いて、右手で上前を少し引き上げてから座ります。その後、左手で上前の太ももの辺りを軽く押さえて、右手で上前をなで下ろしながら腰を落として膝を付くのが基本の動作になります。

お茶の体験や食事などでは基本の動作ができなくても問題はないのですが、格式のある人との席では基本の動作を見られてしまうこともあるので、知っておいて損はないと思います。

正座をした時は袖がグシャグシャになり、シワが付かないように座った後に袖を整えることもポイントになります。

座った時に着崩れしないようにするには?

祇園で着物レンタルしてカフェ巡り

座った時に着崩れしないようにするためには2つの方法があります。

1つ目は座った時に着物の上前が開かないように抑えることで、2つ目は上前が開きにくくなるように着付けの際に深めに上前を合わせることです。

特にお茶の席などでは正座することが多いので、着付けではいつもより深めに上前を合わせるのが一般的とされています。事前に着物を着て正座をすることが分かっている時は、着付けをしてくれる人に上前を深めに合わせてもらうように伝えておきましょう。

着付けを自分でする時は、上前をいつもより2~3cm程度深めに合わせることが好ましいでしょう。

着崩れしにくい着付けの注意点をおさらいしたい方はこちらの記事も参考になります。>浴衣を一人で着付ける時に着崩れしない注意点!

正座をする際に両手がふさがっていて、上前を引き上げることができない時はどうしたらいいのでしょうか。

両手がふさがっているときは動作を滑らかにするのがポイントで、右足を半歩後ろに引いた後、そのままゆっくりと下に沈み込むように腰を落として右膝をつきます。

動作をゆっくりにすることで上前がそこまで開くこともありませんし、沈み込むように膝を付けばそれほど着崩れを起こす心配もないでしょう。

着物でお手洗いに行くときは注意が必要

お手洗いの際にも着崩れしないように注意が必要です。

着物を着ている時のお手洗いに関してはこちらの記事に詳しくまとめております。

着物を着ているときのトイレの入り方!着崩れしないためのポイントとは

正座や椅子に座る以外にも着物を着ている時の注意点は?

着物を着た時は椅子に座る際や正座する時の他にも、注意しなければならないことがたくさんあります。

車に乗る時や電車に乗る時、トイレに行く時など注意しなくてはならないことが多いので、事前に着物を着ることが分かっているのであれば、ある程度予習をして頭に一連の流れを叩き込んでおくと、いざという時に役立つかもしれません。

着物を着た時の車の運転は安全上おすすめしませんが、どうしても車に乗らなければならない場合はこちらをご参照ください。>京都で着物を着て車を運転する際の注意点

洋装と和装では勝手が違うので、戸惑うこともあるでしょう。和装の時はできるだけ激しい動作は控えて、着崩れの原因とならないように注意をすることが大切です。

着物を着たら自然と背筋が伸びるというイメージで、凛と美しく上品に振る舞いましょう。

大きく足を開いたり、足をバタバタしたり、何もせずに座ったりすると着物に慣れていないことを証明しているようなものになり笑われてしまうこともあるので、こういったことが癖になっている人は着物を着た時だけは気を付けた方がいいかもしれません。


この記事の著者

京都 着物レンタル 梨花和服運営会社:TripFarm株式会社

梨花和服は京都市内で嵐山、祇園、清水寺に着物レンタル店を3店舗展開し、京都エリアでの2019年の年間ご利用実績は2万人以上!
着付けプラン1980円、ヘアセットプランも3980円とお得なプランもご用意。
渡月橋、清水寺、八坂庚申堂、八坂神社など人気観光地の近く!

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