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2020.02.17

【初心者向け】訪問着の着付けに必要なものは?

【初心者向け】訪問着の着付けに必要なものは?

訪問着の着付けには、どんなものが必要なのでしょうか?

着物を着る段階になって慌てることがないよう、必要なものを準備しておきましょう!

必ず用意しておかなければならないものと、任意で使うものがありますよ。

一般の街着着物の着付けについて、知りたい方はこちらをご覧ください
浅草で着物レンタルするための着物の着付けと小物の知識

着物類

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訪問着は、単体で着用するものではありません。

下に着るものや、着物を固定する帯などを準備しましょう。必ず必要なものは、肌着や長襦袢、そして帯です。

梨花和服では訪問着プランもご用意しておりますのでぜひご利用ください。

長襦袢

訪問着の下に着る着物です。インナーのようなもので、基本的に1枚で着ることはありません。

着物から少し覗くこともあり、おしゃれな長襦袢も販売されています。特に街歩き用の着物と合わせるな長襦袢には、柄ありのものも多いようですね。

訪問着など格の高い着物と合わせる長襦袢は、淡い色合いのものがよく使われます。

腰の部分で巻いて、着物が広がらないよう固定します。訪問着には袋帯を合わせるのが一般的です。着物の柄や色に合う素敵な帯を準備しましょう。

肌襦袢またはインナー

洗濯できる生地で作られている肌着で、長襦袢の下に着込みます。

肌襦袢を持っていない場合は一般のインナーシャツやスリップ、レギンスなどでも代用が可能です。

上半身は着物の襟元からインナーが見えないよう、襟ぐり深めのタイプを選びましょう。

和装ブラジャー

必須ではありませんが、着物は体に凹凸がないほうがきれいに着こなせます。くびれやふくらみを美しく見せる洋装向けのブラジャーとは異なり、胸を平らにするための道具です。

なくても着物は着用できますが、上半身に余計なシワやふくらみを持たせたくないときは用意しておきたいですね。

コートや羽織

冬の時期に訪問着だけで出かけると、寒さがこたえます。防寒対策として羽織やコートは欠かせません。

礼装の場合は和装コートを選択したほうがよいという声もありますが、着用シーンや季節によっては適度に防寒できる羽織が役立つでしょう。

小物類

着物の着付け

訪問着を着るためには、足元や手元のおしゃれも欠かせません。洋風のものを持つこともできますが、本格的な礼装の場合は和装小物を用意しておきましょう。

帯締

帯を固定するために欠かせないアイテムです。ひものようになっており、帯に巻き付けます。着物と色を合わせて、おしゃれに装うこともできますよ。

帯揚

必ずしも必要ではありませんが、帯枕などを隠すために使います。好みの色合いを選んで着物の差し色として使うこともでき、おしゃれ心のある女性には欠かせない小物です。

帯留

帯留は、三分紐などの細い帯締めに取り付けて楽しむブローチのようなアイテムです。おしゃれな飾り目的として使うので必須ではありませんが、アクセサリーが好きな人なら持っておきたいですね。

足袋

洋装での靴下のようなものです。草履を履けるよう、二股に分かれています。伸縮性はなく、普通の布タイプが一般的です。

浴衣などの普段着と異なり、訪問着などの礼装では足袋を着用します。靴ずれ防止にもつながるため、必ず用意しえておきましょう。

バッグ

普通のバッグでも使えますが、和装用のバッグを持っておくと式典のときなどに役立ちます。統一感のあるデザインは、よりフォーマル感を高めて遅れるでしょう。

半衿

長襦袢に縫い付ける衿部分です。取り外して洗うことができ、汚れが気になるときにおすすめです。

すでに縫い付けてあるものも多いですが、自分で好みの柄や色に取り替えることもできます。

長襦袢や着物は気軽に洗濯できないこともあり、汚れやすい衿元は半衿でカバーしておくと安心ですね。

着付けに必要な小物について知りたい場合はこちらをご覧ください
着物の着付けに必要な小物セットを着物レンタル店が紹介

着付け用の和装小物

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着付けをするには、いくつかの和装小物が必要です。

必須ではないものもありますが、用意しておくとスムーズに着付けが進みます。

腰紐またはコーリンベルト

着物を腰の部分で固定するための紐です。帯だけで固定するわけにはいかないため、必須アイテムと言ってよいでしょう。

簡単に固定したいときは、ゴム状のベルトタイプになっているものが役立ちます。コーリンベルトなどがよく知られていますね。

帯板

お腹側の帯の間に挟んで、形を整えるものです。板のようにしっかりしたもので、帯のシワを防ぎます。固定できるようなベルトタイプもありますよ。

帯枕

帯のふくらみをサポートするための道具です。お太鼓結びでは欠かせません。

伊達締め

長襦袢や着物の衿元を固定するための紐です。衿元がずれないようサポートする道具で、着崩れが気になる人におすすめですよ。

クリップ付きのタイプもあり、留めるだけで簡単に着崩れ防止ができます。

衿芯

襟カラーや衿芯など素材によって呼び方が変わります。長襦袢や肌襦袢の衿に差し込み、すっきりとした衿元に見せるための道具です。

着物にセットされていることが多いですが、運ぶときに折れないようほとんどは別途同梱されています。

補正用タオル

体を平らに見せるため、ウエスト部分などに巻きつけるタオルです。

ウエストのくびれやヒップとの段差を埋め、着物がまっすぐになるよう調整します。

シワ防止だけでなく、帯の締めすぎなども予防できるでしょう。

必須ではありませんが、一般的に着姿を整えるには数枚使います。スポーツタオルなどの薄手タオルがおすすめですよ。

クリップ

着付けのときは、帯や着物を固定しておく作業が必要です。

慣れてくると手でも押さえておけますが、より簡単に着付けをしたいときはクリップがあると便利です。

和装用のクリップがないときは、洗濯ばさみでも問題ありません。複数用意しておくとスムーズに着付けができます。着付けが終わったあとは、忘れずに取り外しましょう。

訪問着の着付けについては、訪問着の着付けを自分でする方法は?をチェック!

訪問着を着る場面については訪問着を着る機会はいつ?をご覧ください。


この記事の著者

梨花和服は浅草・川越・鎌倉と京都市内の嵐山、祇園、清水寺、京都駅前に着物レンタル店を7店舗展開し、2022年の年間ご利用実績は18.8万人以上!

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