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2018.06.08

浴衣レンタルと着物レンタルの違い

浴衣レンタルと着物レンタルの違い

浴衣レンタル、着物レンタルをして浅草・京都観光を楽しみたいけど、どっちを選べばいいかわからないというお客様は多くいらっしゃいます。

浴衣と着物の違いもよくわからないから、どうやって相談したら良いかもわからないし、今更恥ずかしくて聞けないと思っている方も多いのではないでしょうか?

今回は浴衣レンタルと着物レンタルの違いをわかりやすくお教えいたします。

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着物レンタルと浴衣レンタルの一番の違い

利用するシーズンによって、入れ替えている着物・浴衣レンタル店がほとんどです。

  1. 夏(6月〜9月)は基本的に浴衣のレンタルとなる
  2. 夏以外の季節は着物レンタルになる
  3. 一部夏用着物という薄手の着物を取り入れている店舗もある

利用されるシーズンで着物レンタルとなるか浴衣レンタルとなるか、ほとんどの場合が決まります。

夏用着物といわれる、単衣の着物をレンタルしているお店もありますが、ほとんどは夏には浴衣となります。

浴衣の着付けについては浴衣を着付ける際のポイントを「浅草着物・浴衣レンタル梨花和服」が教えます!を確認!

浴衣レンタル、着物レンタルの違い① 浴衣とはなんぞや

浴衣ってなんなの?

浴衣とは、もともと湯上り着(バスローブ)や寝巻き(パジャマ)でありました。

浴衣は入浴後に着用するもので、昔は肌着や部屋着というような感覚だったので、浴衣姿で多くの人が集う場所への外出は良くないとされていました。

江戸時代の頃より、夏祭りや花火鑑賞など夕方以降にきちんとした場所でなければ浴衣を着てお出かけしても良いという風潮が定着してきました。

現代では花火大会や縁日、盆踊りなどの夏の行事での着用が多いですね。

最近の浴衣はお洒落着としての需要が高まり、とてもファッション性豊かなデザインが増えてきています。

レストランや遊園地、テーマパーク、ライブやスポーツ観戦などで浴衣を着用して来場すると特典がある施設も増えてきています。

浴衣でお出かけできる場所もたくさんありますが、今でも結婚式などの改まった場所に浴衣で出席することはNGとされています。

着物と浴衣の違いについてもっと詳しく知りたい方はこちらをお読みください
着物と浴衣の違いとは?5つの違いを説明

浴衣レンタルは着物レンタルに比べて、着付けの時間が短いことも特徴です。浴衣の着付けは当店の着付け師さんだと約10分。

対して、着物の着付けは約15分くらいかかります。

浴衣レンタルで失敗しない浴衣と帯の組み合わせ方3つのポイントを紹介!

浴衣レンタル、着物レンタルの違い② 着物の歴史

着物ってなんなの?

日本の長い歴史の中で、着物の形も様々な変化を遂げてきました。

現代での『着物』と『浴衣』の違うところは素材の違いや柄など細かい部分もありますが、大きな部分では着用するときに長襦袢(ながじゅばん)を着るか着ないかです。

着物を着るときは、肌着と着物な間に長襦袢を着用します。

浴衣を着るときは、肌着の上に直接浴衣を着用します。

着物と浴衣の仕立て上がりの形に大きな差はありませんが、着物は裏地を使って仕立ててある『袷(あわせ)』や裏地を使わずに仕立てた『単衣(ひとえ)』など、着用する季節に合わせた仕立て方がありますが、浴衣の仕立て方は単衣のみとなります。

浴衣が結婚式などの改まった場にふさわしくない、じゃあ着物ならどんな着物でもどこでも行けるの?

と思うかもしれませんが、着物なら何でもどこでもOKというわけではありません。

着物の中にも柄の付け方や素材の種類によって礼装や普段着などの格があり、お洋服と同じようにTPOといものがあります。

梨花和服で着物レンタル、浴衣レンタル時にTPOが気になる方はお気軽にご相談くださいね。

スタッフが丁寧にお話を伺い、着物や浴衣を選ぶ時に、適切なアドバイスをさせていただきますので着物レンタル、浴衣レンタルは安心してお任せくださいね。

浴衣レンタル、着物レンタルの違い③ 着付けについて

着物と浴衣、楽なのはどっちでしょうか?

着物レンタルと浴衣レンタルどちらにしようか迷っている時、動きやすさや暑さ着付けのしやすさなど色々考えたうえで、できるだけ楽に過ごせる方を選びたいですよね。

着物や浴衣を着たことがなくて、『和服』といものに初めて袖を通す方はやはり浴衣の方が楽なのではないでしょうか。

着物と違って浴衣は長襦袢を着ない分薄着になりますし着心地も軽いので、着物よりは浴衣の方が楽に過ごしていただけるでしょう。

帯より上の動きは浴衣方が楽なのですが、和服に着慣れてくると、浴衣より着物の方が素材の滑りがいい物が多いので、歩いた時の裾さばきが楽だと感じる方も多いようです。

暑さでは絶対浴衣の方が涼しいはず!!と思われる方がほとんどだと思います。

着物でも浴衣でも着付けをするときに、きちんと汗を吸う肌着を着用し、きちんと着付けをすることで、着物を着たときと浴衣を着た時の暑さの感じ方にそれほど差はありません。

たくさん汗をかいた後に屋内の冷房が効いた所に入ると、着物を着ている時より浴衣を着ている時の方が冷えやすいようです。

着物と浴衣では暑さの感じ方にあまり差はありませんが、涼しさは浴衣の方が感じやすいので、夕方からの着物レンタル浴衣レンタルで迷われているなら、浴衣の方が着心地が良いかもしれませんね。

着付けをする際に着物より浴衣の方が絶対簡単だし、失敗しなさそうって思いますよね。

一年に一回しか着付けをしない、浴衣しか自分で着たことがない方は、断然着物の着付けが難しいと思います。

着物の着付けと浴衣の着付けでは、素材の違いや長襦袢を一枚多く着る手間があるので難易度がとても上がるように思いますが、着付け師からするとあまり大きな差はありません。

梨花和服の着付け師は経験をたくさん積んだプロの着付け師ばかりですので、長襦袢一枚の手間で仕上がりに差が出ることはまずありません。

着物レンタル、浴衣レンタルのどちらを選んでいただいても綺麗に着付けをいたしますので、安心してお任せくださいね。

着物世界は少し難しいように思うかもしれませんが、着物レンタルや浴衣レンタルで浅草の街を観光されるときはほとんどの所が着物、浴衣のどちらでも大丈夫です。

着物、浴衣のそれぞれの良い所を感じながら、お気に入りの一枚を見つけて可愛く着飾りましょう♪

メンズ浴衣を一人で着付ける簡単な方法はこちらをチェック!

子どもの浴衣を着付ける手順を着付け師が紹介!


この記事の著者

浅草と京都市内の嵐山、祇園、清水寺に着物レンタル店を4店舗展開。

着物レンタル梨花和服 浅草店
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