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2020.02.15

お食事会に着物で行く際の注意点

お食事会に着物で行く際の注意点

お食事会に着物で出かけようと考えているなら、着物の種類や食事マナーを知ることが大切です。

合わない着物でお食事会に参加すると、せっかくの楽しい集まりで浮いてしまうことにもなりかねません。正しい食事マナーを知っておけば、周囲からも注目されますよ!

訪問着と振袖の違いは?

お食事会の雰囲気や目的によって着物の種類を変えよう

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お食事会といっても、状況によって雰囲気はかなり変化します。たとえば友達同士でた楽しく会話する程度の集まりと、婚約中に相手の両親と食事をするのでは選ぶ服のチョイスは変わるはずです。

以下では、お食事会への参加に向いている着物を向いている利用シーンと合わせて紹介します。

振袖

振袖は若い女性の正装です。お食事会でも使われることがあるでしょう。

ただし、基本的に振袖を着用するシーンはパーティーなど格の高いお食事会に限ります。結婚相手の親族との顔合わせに使われることもあるでしょう。

近くのカフェで仲間と食事をしようとするとき、ドレスを着て出かける人はあまりいませんよね。振袖は洋服でいうと、ドレスのような扱いです。

気軽な女子会やホームパーティーでも着用されますが、あくまでも身内や気心のしれた相手とのお食事会なら許されるといった雰囲気です。

カジュアルなお食事会に振袖を着用すると、1人だけ張り切った人になってしまうかもしれません。

訪問着・付下

訪問着や付下は礼装でもあり、フォーマルなお食事会におすすめの着物です。

たとえば「おしゃれなお店でコース料理を食べる」「ホテルのレストランで食事をする」などのときに活用できるでしょう。

パーティーのときに着用しても違和感はありません。

お食事会のカジュアル度によって、色柄で控えめに装うこともできます。一般的には、付下よりも訪問着の色柄のほうが華やかです。

振袖と訪問着の違いについて知りたいという方はこちらの記事をご参考ください
訪問着と振袖の違いは?

紬・小紋

街歩きなどにも一般的に使われる紬や小紋は、比較的カジュアルなお食事会にも向いています。和装OKのお食事会であれば積極的に活用していきたいですね。

本格的なパーティーなど、フォーマルシーンにはあまり向いていません。礼装が必要な場所なのか、単なる外出着程度でよいのか見極める必要はあります。

着物を着ているときの食事マナー

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着物を着ているときは、普通の食事マナーと少し変わる点もあります。レストランなどにあるナプキンの使い方も気になるところでしょう。

基本的な食事マナーを紹介します。

ナプキンを使う

レストランなど、洋食のお店ではナプキンが置いてあることが多いでしょう。着物を汚したくないという気持ちはありますが、ナプキンの使い方は洋装と同じです。

2つに折って折り目を自分の体側に向け、膝の上に置くスタイルですね。上半身の汚れが気になる場合、親しい人との食事であればエプロンなど汚れ防止のアイテムを使うのもありです。

お食事会など改まった場では、通常の使い方にとどめておきましょう。また、ナプキンが出ないお店では大きめのハンカチを使うとよいですよ。

懐紙を使う

和食を食べるときには、懐紙を使うとスマートです。もちろん、洋食でも使えます。懐紙を使う目的は、さまざまです。

たとえば料理を口に運ぶとき、上品に見せたいなら懐紙を添えましょう。料理を落としてしまい、着物が汚れるのを防げます。手を添えるよりも美しく見えますよ。

そのほか、グラスや口元の汚れを拭くなど、ちょっとしたおしぼり代わりにも使えます。おしぼりは手を拭くものであり、汚れを掃除するものではありません。懐紙があると帰り際もスマートですね。

使った懐紙は持ち帰るのがルールです。汚れた紙を入れる袋などは持っていきましょう。

袖を汚さないよう注意する

袖が長く膨らんでいる着物は、食事のときにトラブルが起きやすい形状です。普段のように遠くに手を伸ばすと、食べ物やグラスなどに引っかかって汚れる可能性もあるでしょう。

遠くのものは誰かに声をかけて取ってもらうか、自分で取る必要があれば袖を押さえるなど注意が必要です。袖をまくりあげて腕を出すのはマナー違反とされているため、軽く押さえる程度がよいでしょう。

相手の状況を考えるのもマナーの1つ

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はじめに説明したとおり着物には格があり、それぞれ適した着用シーンがあります。しかし「パーティーだから振袖」「顔合わせだから振袖か訪問着」と型にはめて考えるだけではうまくいきません。

一緒に食事をともにする相手の状況を考えることもマナーです。

お食事会のドレスコードを共有しておく

はりきって振袖でお食事会にでかけたものの「相手はカジュアルなトレーナーとジーンズだった」となると、自分も相手も居心地が悪くなってしまいます。

ホテルなどある程度お店の雰囲気がわかる場合は推測できますが、レストランなどは個々に雰囲気が異なるものです。一緒に参加する人たちのドレスコードを確認した上で着物を選びましょう。

カジュアルでOKとされているなら紬や小紋を選ぶのもありです。場所や周囲の人が来ていく服に合わせて選ぶと、間違いはないでしょう。

着物を着ていくことを伝えておく

参加人数が少ない場合など、着物で行くつもりであると伝えておけば相手もそれなりにきちんとした格好で参加してくれます。

着物での参加が適している場所なのかも確認ができるでしょう。幹事や主催者がいる場合は、問い合わせをおすすめします。

着物での参加がOKか確認しておく

きちんとした服装でおしゃれに楽しむお食事会であれば和装NGとされることはほぼありませんが、主催者の気持ちによっては着用を見送ることも考えましょう。

「ドレスコードを気にして欲しくないからあえてカジュアルな服装で」と言われているのに、はりきって着物を着ていくと浮いてしまうこともありますよ。


この記事の著者

梨花和服。浅草と京都市内の嵐山、祇園、清水寺に着物レンタル店を4店舗展開。

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