訪問着を購入する場合の値段は?レンタルとどちらがお得?
訪問着の相場は、購入で1,000円から500万円、レンタルで1万円から5万円と、手配方法によって大きく変わります。
この記事では購入・レンタル・着付けの3つに分けて、訪問着の相場を2026年8月時点の独自調査にもとづいて解説します。
あわせて、購入とレンタルのどちらが自分に向いているかの判断基準も紹介します。
そもそも訪問着とは何かを知りたい方はこちらをご覧ください
訪問着の相場一覧|購入・レンタル・着付けの費用目安
訪問着の相場は、購入で1,000円〜500万円、レンタルで1万円〜5万円、着付けのみで4,000円〜8,000円です。手配方法ごとの目安は以下のとおりです。
| 手配方法 | 相場の目安 |
| 購入(デパート) | 20万円〜500万円 |
| 購入(着物取り扱いチェーン店) | 10万円〜20万円 |
| 購入(着物専門店・呉服専門店) | 20万円〜200万円 |
| 購入(インターネット) | 1,000円〜5万円 |
| レンタル(宅配) | 1万円〜3万円 |
| レンタル(店舗・着付け込み) | 2万円〜5万円 |
| 着付けのみ | 4,000円〜8,000円 |
※着物販売店・レンタル店の8店舗(デパート2店・着物取り扱いチェーン店2店・着物専門店2店・オンラインストア2店)を対象に、梨花和服が2026年8月に実施した独自調査によるものです。訪問着1着あたりの税込価格を調査し、ブランド・柄・店舗により変動します。
購入とレンタルの分岐点は着用頻度です。年に数回以上着る予定があるなら購入、結婚式や七五三など数年に一度の利用ならレンタルが費用を抑えられます。
訪問着の相場は購入する場所によって変化する

訪問着の相場は、購入する場所によって1,000円台から数百万円まで変わります。
洋服と同じように、着物も購入する場所によって取り扱われているものが変わるためです。デパートや呉服店はブランド物の豪華な着物が多く、量販店やインターネットは気軽に購入できる着物が多いのが特徴です。
つまり訪問着も、デパートや呉服店では高いものが多く、量販店やインターネットでは安く手に入ります。購入場所ごとの具体的な相場は、以下の訪問着を購入する時の相場で詳しく解説します。
訪問着レンタルの相場はどのくらい?

訪問着レンタルの相場は、2万円〜5万円程度です。訪問着のブランドや柄、レンタルするショップによって変動し、なかにはレンタル料金が10万円を超える訪問着もあります。
費用が変わる要因は、インターネットの宅配レンタルか、着付けを含む店舗型のレンタルショップかという手配方法の違いです。いずれも購入する場合に比べると、かなり格安でレンタルできます。
※相場は着物販売店・レンタル店8店舗を対象とした梨花和服の独自調査による(2026年8月調査)
宅配レンタルを利用した場合の訪問着レンタル相場
宅配レンタルの相場は、1万円〜3万円です。着付けを自分で行うこともあり、レンタル費用は格安に抑えられます。
購入すると10万円程度は必要になると考えると、かなりお得です。1万円まででレンタルできる訪問着は比較的柄が簡素なものや型染めが主流ですが、2万円〜3万円程度を見込んでおけば品質のよい訪問着もそろっています。
店舗型レンタルを利用した場合の訪問着レンタル相場
着付けなどを含む店舗型レンタルの相場は、2万円〜5万円です。着付けが含まれているぶん費用は高くなりますが、それでも購入するよりお得です。
訪問着を購入しても着る機会がほとんどないと考えるなら、着付けがセットになった店舗でレンタルする選択もあります。
訪問着の着付けの相場は?

訪問着の着付けのみの相場は、4,000円〜8,000円です。着付け師はスタイリストと同じようにセンスや技術が問われる仕事のため、料金にも幅があります。
ただし多くの美容院やホテルでは、着付けやヘアセット、さらにメイクもセットになったプランを用意しています。着付けのみよりもセットで依頼したほうが手間や時間もかからず、お得に利用できます。
※相場は着物販売店・レンタル店8店舗を対象とした梨花和服の独自調査による(2026年8月調査)
訪問着を購入する時の相場はどのくらい?

訪問着を購入する場合の相場は、1,000円から500万円までと幅があります。訪問着は留袖の次に格が高い着物のため、質のよいものを求めるほど金額は上がります。
幅が生まれる理由は、購入する場所によって取り扱う着物の質が異なるためです。店舗ごとの相場や着物の特徴を以下にて見ていきましょう。
- ・デパートで購入する場合の相場
- ・着物取り扱いチェーン店で購入する場合の相場
- ・着物専門店・呉服専門店で購入する場合の相場
- ・インターネットで購入する場合の相場
※相場は着物販売店・レンタル店8店舗を対象とした梨花和服の独自調査による(2026年8月調査)
デパートで購入する場合の相場
デパートで販売されている着物の相場は、20万円〜500万円ほどです。相場の幅が広いのには、さまざまなニーズに応えられるよう、多様な着物を取り扱っている理由があげられます。
20万円〜30万円の手頃な訪問着は、型染めが主流です。型染めは1つ1つ手書きしていく手染めの着物とは異なり、生地に型を当てて染めていく技法です。手書きよりも手間がかからず、大量生産に適しています。
生地に直接彩色する手挿し手法の訪問着を選びたい方は、80万円からのものを選びましょう。
また、デパートにある呉服売り場は堅苦しさがないため気軽に入店できるのが特徴です。ほかの用事でデパートに来たついでに立ち寄ってみましょう。
着物取り扱いチェーン店で購入する場合の相場
着物取り扱いチェーン店の着物相場価格は、10万円〜20万円です。型染めの着物が多く、手に入れやすい価格で販売しているのが特徴です。
積極的に販売も行っているため、入店しやすくお手頃価格で着物が手に入ります。ただし、手挿しの着物を手に入れたい方には意に沿わない場合があります。
そこまでこだわりがなく、レパートリーを増やしたい方におすすめのお店です。
着物専門店・呉服専門店で購入する場合の相場
着物専門店や呉服専門店での着物相場価格は、20万円〜200万円です。ここでいう専門店は、商店街にある呉服店や、着物好きが通う高級呉服店などがあげられます。
店によって値段の付け方はさまざまで、仕入れの3〜4倍ほどかける店舗もあります。デパートは利益率が一律のケースが多い一方、呉服店は店主の考え方で変化するため、相場に大きな差が生まれます。見る目があれば、呉服店でお値打ちの訪問着を見つけることもできます。
歴史の長い老舗呉服専門店なら、独自のルートで着物を仕入れているため、80万円ほどで手挿しの上質な着物が手に入ることがあります。
着物専門店や呉服専門店は、細かな相談やアフターフォローも充実しているため、着物の購入が初めての方におすすめです。
インターネットで購入する場合の相場
インターネットでの着物相場価格は、1,000円〜5万円ほどです。スマホやパソコンがあれば、どこからでも着物のデザインや価格を確認し購入できます。
ただし、実物を見て触ることができないため、想像と違う着物が届く場合があります。仕立て上がり品でサイズが固定されているケースもあります。さらに信頼できないお店の場合もあるため、トラブルや品質などを口コミなどで参考にしてみましょう。
予算に限りがあり、それなりの着物で割り切れる方におすすめです。
訪問着をレンタルしたときのメリット・デメリット

訪問着のレンタルは、着用頻度が少ない方ほどメリットが大きくなります。費用を抑えられる一方で、利用のたびに手続きが必要になるためです。
どのような方に向いているのか、メリットとデメリットの両面から見ていきましょう。
レンタル訪問着のメリット
訪問着をレンタルする主なメリットは、以下の3点です。
- ・購入するより費用が安く済む
- ・利用シーンによって適した色柄の訪問着をレンタルできる
- ・毎回違う柄を選べる
1.購入するより費用が安く済む
本来なら20万円以上で販売されている訪問着もレンタルなら数万円で借りられます。
結婚式や和装が必要なパーティーに参加するために訪問着が欲しいものの予算は数万円で抑えたいという場合、レンタルが役立ちます。
数万円で訪問着を購入するとなるとインターネットや量販店に限られます。
2.利用シーンによって適した色柄の訪問着をレンタルできる
レンタルなら利用シーンに合わせた柄を毎回選べます。
結婚式に利用する、街へ出かけたいなど訪問着の利用シーンは豊富です。状況によって色柄が派手すぎることもあれば、地味になってしまうこともあります。
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3.毎回違う柄を選べる
レンタルなら毎回違うものを選べるため、いつも同じ訪問着だと思われることはありません。
訪問着を着るのは結婚式のゲストとして呼ばれたときだけという方でも、毎回まったく同じ柄の着物を着ていると飽きてしまいます。
身内が集まることも多く、毎回同じ着物は恥ずかしいと考える方も多いといえます。
レンタル訪問着のデメリット
訪問着をレンタルする主なデメリットは、以下の3点です。
- ・利用のたびに手続きが必要になる
- ・長期間・高頻度の利用では費用がかさむ
- ・紛失や破損の際に弁償が必要になる
1.利用のたびに手続きが必要になる
レンタルは着用のたびに、予約・受け取り・返却の手続きが発生します。
購入した訪問着のように、着たいときにすぐ袖を通せるわけではありません。日程が決まった時点で早めに予約しておくと、希望の色柄を確保しやすくなります。
2.長期間・高頻度の利用では費用がかさむ
1回あたりは数万円で済むものの、着用回数が増えるほど総額は膨らみます。
年に数回以上着る予定があるなら、購入したほうが割安になるケースもあります。着用予定の回数を数えたうえで、購入と比較して判断しましょう。
3.紛失や破損の際に弁償が必要になる
レンタルの着物は、万が一紛失や破損が起こると購入したのと同じくらいの金額を弁償する必要が出てきます。
トラブルに備えて安心保証などがついているタイプはありますが、紛失の場合は対象外となることも多いといえます。保証の適用範囲は、予約前に確認しておきましょう。
訪問着を購入したときのメリット・デメリット

訪問着の購入は着用頻度が高い方ほどメリットが大きくなります。初期費用は高くなるものの着るたびに費用が発生しないためです。
購入を検討している方は以下を参考にし、手に入れた後のことを想像してみてください。
訪問着を購入するメリット
訪問着を購入する主なメリットは、以下の3点です。
- ・よい着物に出会えれば一生物になる
- ・訪問着を使う機会が多ければお得になる
- ・紛失や破損の弁償を心配する必要がない
1.よい着物に出会えれば一生物になる
訪問着は既婚・未婚を問わず、年齢に関係なく着用できる着物です。
質のよい訪問着であれば、数十年使えます。仕立て直しなどを行えば、親族に譲ることもできます。
2.訪問着を使う機会が多ければお得になる
一度購入してしまえば、それ以上のレンタル費用が発生することはありません。
着物を着る機会が多い場合、毎回レンタルでは費用がかさんでしまいます。クリーニング代などは自費になりますが、日常的に着用しているとなるとレンタルより割安です。
3.紛失や破損の弁償を心配する必要がない
購入した着物なら、紛失や破損が起きても弁償の心配がありません。
購入先によってはクリーニングや修理が割安になるケースもあります。気軽に着用したい場合は、購入のほうが安心です。
訪問着を購入するデメリット
訪問着を購入する主なデメリットは、以下の3点です。
- ・初期費用が高くなる
- ・いろいろな色柄をそろえにくい
- ・保管とお手入れに手間と費用がかかる
1.初期費用が高くなる
訪問着は20万円以上で販売されているものが多く、一度に大きな出費が発生します。
レンタルなら数万円で済む場面でも、購入では初期費用がまとまって必要になります。着用予定が数年に一度であれば、購入した費用を回収しきれないこともあります。
2.いろいろな色柄をそろえにくい
1着あたりの金額が高いため、複数の色柄をそろえるのは現実的ではありません。
購入した1着をあらゆるシーンで着用したい場合は、季節感のないデザインを選んでおくと着回しやすくなります。
3.保管とお手入れに手間と費用がかかる
購入した訪問着は、クリーニング代や保管環境の維持といった費用が継続して発生します。
湿気を避けた保管や定期的な虫干しも必要です。レンタルなら返却するだけのため、こうしたメンテナンスの手間はかかりません。
訪問着は購入とレンタルどちらがお得?

購入とレンタルのどちらがお得かは、着用頻度によって決まります。
着用頻度が高く、自分だけのお気に入りの訪問着を手に入れたい方は購入がおすすめです。反対に着用頻度は少ないものの、シーンに合わせて訪問着を選びたい方はレンタルがおすすめです。
格の高い訪問着ですが、着こなし方を変えてカジュアルダウンをすると、さらにあらゆるシーンに着用できます。自分の着用頻度を明確にし、どちらがお得に済ませられる方法なのかを確認しましょう。
訪問着の選び方

訪問着はシーン・色柄・予算の3点で選びます。
- ・着用するシーンで選ぶ
- ・好みや似合う色・柄で選ぶ
- ・予算で選ぶ
購入とレンタル、どちらの方法でも選び方は共通しています。着用した自分の姿を想像しながら訪問着を選んでみましょう。
着用するシーンで選ぶ
訪問着は目的や関係性など、着用するシーンによって選ぶのが大切です。主役が友人やお子様のシーンは、派手すぎない訪問着がおすすめです。
反対にお稽古の発表会など自分が主役となるシーンは、華やかな印象を与える訪問着が好ましいといえます。
また、カジュアルシーンでも訪問着は着用できます。格式の高い帯ではなく洒落袋帯や名古屋帯などと合わせて着用しましょう。
好みや似合う色・柄で選ぶ
訪問着は、肌の色に似合う色と、着用する季節に合った柄で選びます。自分の好みの訪問着でなければ気分は上がりません。
春なら桜がデザインされたもの、夏なら涼しさを感じられる波がデザインされたものなど、季節に合わせて風情を楽しみましょう。
ただし、購入した1着をあらゆるシーンで着用したい方は、季節感のないデザインのものがおすすめです。
予算で選ぶ
訪問着を購入する際は、ある程度の予算を決めてから選びましょう。刺繍や金彩があしらわれている着物だと100万円以上することがあります。
店舗によっても料金相場が異なるため、予算内に収まる店舗も調べておきましょう。
また、着用頻度が少ない方はレンタルがおすすめです。購入すると維持費もかかってしまいますが、レンタルなら返却するだけなので費用を抑えられます。
訪問着の相場を抑えるなら梨花和服のレンタルがおすすめ

訪問着の相場を抑えつつ、着付けやヘアセットまで一括で任せたい方は梨花和服をご利用ください。友人の結婚式や子供の七五三などの大切なイベントにぴったりの訪問着を用意しています。
京都の訪問着レンタルプランは、着付けとヘアセット、髪飾りまで含めて15,000円(税込)~になります(※2026年8月現在)。
購入すると20万円以上かかる訪問着が必要な小物一式と着付け込みで用意できるため、着用頻度が少ない方ほど費用を抑えられます。前日までのキャンセルが無料のため、日程が確定していない段階でも予約できます。
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