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2021.05.10

着物は袖の長さによって格式が異なる?着物の違い

着物は袖の長さによって格式が異なる?着物の違い

着物はデザインから選ぶという人が多いのですが、着物によっても様々な種類があるので基本を覚えておいた方がいいでしょう。着物は振袖、留袖に分かれていて、留袖にも黒留袖と色留袖の種類があります。

色留袖は未婚女性・既婚女性に関わらず着ることができますが、未婚女性の場合は振袖が最も格が高い着物になります。

着物の基本知識がなく、袖の長さについて違いが分からないという人は参考までに確認しておきましょう。

振袖について

振袖とは未婚女性の第一礼服とされていて、格式の高い着物を表しています。振袖は名前の通り、袖の袂(たもと)が長いことが由来となっていて、成人式では二十歳のお祝いとして振袖を着る機会も多く見られます。

近年は成人式に出席しない代わりに、振袖を着て写真スタジオで記念写真を撮る女性も増えています。

振袖は成人式の他にも、学校の卒業式や結婚式などに招待されたときに着ることがあります。近年はごく一部となってしまったのですが、結納などで着ることもあります。大学の卒業式などでは、振袖に袴を合わせるのが一般的です。

この衣装は明治時代に上流階級の女性が着たのが始まりとされていて、その後学生のスタンダードなスタイルとして広まっていきました。

振袖に袴を合わせる時は、二尺袖の着物を選ぶのが一般的ですが、それよりも格式の高い振袖を着ても問題はありません。

振袖と訪問着の違いについて、わからないという方もいるかと思いますので、こちらの記事を参照くださいませ。訪問着と振袖の違いは?

二尺袖(中振袖)について

振袖にもいくつかの種類があり、「大振袖」や「中振袖」、「小振袖」があります。大振袖は袖の長さが114cm前後のものを表していて、中振袖は袖の長さが100cm前後のものを言います。

小振袖は二尺袖とも言い、袖の長さが85cm前後と最も袖が短いものになります。二尺袖は振袖に比べて袖が短く動きやすく、素材もポリエステルなので発色が良く、祝い事や華やかな席などにピッタリです。

さらに二尺袖は写真映えするといった特徴もあり、卒業式や記念写真など幅広く活用することができます。

近年は二尺袖に関してもレトロなものから伝統的な古典柄まで幅広いバリエーションが揃っていることが多いので、お気に入りの着物を見つけやすいという特徴もあります。

大学の卒業シーズンでは、二尺袖に袴を合わせるスタイル「二尺袖袴」も人気となりつつあります。着物の柄自体には決まった形式はないのですが、一般的には日本の四季に合わせた柄が好まれます。

結婚式や卒業式などには季節に合わせて柄を選ぶことが多く、卒業シーズンとなる春には桜や春椿、梅などの柄が人気を呼んでいます。夏はヒマワリや朝顔、秋には梅や牡丹、冬にはひょうたんや駒、松竹梅などの柄を選ぶのが一般的なので、着物を着る時には四季に合わせて柄を選びましょう。

着物の柄は人気なものほど先になくなってしまうので、好みの柄やカラーがあるという場合は、早めに予約した方がいいでしょう。大振袖や二尺袖などは基本的に美容院で予約となるのですが、レンタル業者に依頼して振袖を借りることも可能です。

ヘアセットやメイクアップなどを自分で行うという方は、着付けをしてくれる着付け師を自宅に呼んでおけば、慌ただしい卒業式当日や結婚式、結納などでも時間に余裕をもって動けるのではないかと思います。

レンタル業者から着物を借りて自分で着付けを行えれば、着付け代を大幅にカットすることも可能です。

通常の着物の裾の長さ

通常の着物の裾の長さは、くるぶしが隠れる程度を目安に着付けを行うことが多いようです。しかし雨の日やレンタルなどで着物を汚したくない時などは、少し裾を短めにしてもらうことも可能です。

通常の場合はくるぶしが見えないくらいの裾の長さがベストなのですが、雨の日などではくるぶしは見えるが足は見えないくらいの長さで着付けをしてもらうことがポイントです。

着付けの際には踵よりもつま先の方を少し短めにする方が良く、上前を上げることによって草履を履いた時に歩きやすくなります。

自分で着付けをするという場合は、まず左裾の位置を決め、前幅+おくみ幅が中心にくるように合わせて、足の甲辺りに触れるくらいの長さに調節し、長さが決まったら右手を右に引っ張ってたるみをなくします。

その後、裾すぼまりにするために足にピタッと沿わせ、つま先の裾を少しだけ上げて腰紐でしっかり止めましょう。

着付けの際は腰紐が弱いと着物を着ているときに裾が下がってくる原因になるので、少しきつめにギュッと結ぶことがポイントになります。

着付けの際は背中や側面、お尻の辺りにシワができないように、しっかりと布を引っ張りながら調節して、見た目が美しく見えるように着付けましょう。

着物の着付けのコツについてもっと知りたい方は、こちらをお読みください。

着物レンタル店が教える着物の着付け方のコツがわかる5つのポイント

しっかり腰紐を結んでいても歩き方や椅子に座ったり、トイレに行った時などに着崩れを起こしてしまうこともあります。

着物を着る機会がある方は、着崩れが起きた時の対処法を身に付けておくと、着崩れを起こしたとしても安心かもしれません。


この記事の著者

着物レンタル 梨花和服運営会社:TripFarm株式会社
浅草と京都市内の嵐山、祇園、清水寺に着物レンタル店を4店舗展開。
2019年の年間着付け実績5万人以上!

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