浴衣を一人で簡単に着付けるやり方とポイント
夏になると一度は着たくなるのが、浴衣。ですが、一人で浴衣を着るのは難しいと思う人はとても多いと思います。
でも、浴衣を着る前に必要なものと、ある程度着付けの情報を持っていれば誰でも簡単に浴衣を着ることができます。
一人でも正しい浴衣の着付けができると、花火大会などのイベント行事やデートの時にもオシャレに可愛くなることができるので、ぜひ一人でも着付けができるようになってください!
着付け初心者のかたは浴衣の着付け方法を簡単に実践!初心者でも見ながらできる10のポイントをご覧ください!
着付けの時に必要なもの一覧についてはこちら>浴衣を着付ける前のいるものリスト10選
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一人で浴衣の着付けを行うための準備と小物が揃っているか?
浴衣の着付けをする前に必ず必要なもの
浴衣
浴衣を選ぶ際には、一般的に小柄なものを選ぶということ。小柄なものを選ぶと、柄が帯に隠れないので、オシャレに可愛く浴衣を見せることができます。
大柄な浴衣を選ぶ際は、無地の部分が少ない浴衣を選ぶと、目を惹きつける綺麗な印象になるので参考にして見てください。
伊達締め
帯とは少し違うので、伊達締めと帯を間違えないようにしましょう。この二つを一緒に思う人は多いですが、異なるので注意が必要です
帯
最初のうちは、作り帯というものが売っているのでそれを使うのがいいです。ですが、自分で帯を締めた方が可愛いです。
腰紐(こしひも)
これもかなり重要なもので、これがなければ浴衣を着れないと思っていいです。更に、2本以上用意しておきましょう。
値段もそんなに高くないので、必ず用意しましょう。
下駄
浴衣を着ている時に、サンダルの人やスニーカーの人は時々いますが、せっかく浴衣を着るのであれば下駄は用意しましょう。
帯板
女性は必須のアイテムです。なぜなら、これがないと帯にシワがよってしまうし、帯に張りがなくなってしまうからです。
持っておいたほうがいい小物類
コーリンベルト
腰紐を締めた後に、くしゃくしゃになってしまう浴衣を整えてくれるので、浴衣がより綺麗に見えます
クリップor洗濯バサミ
浴衣用のクリップがありますが、洗濯バサミで代用するのがオススメです。これがあると浴衣をスムーズに着ることができます。
浴衣用肌着
洋服用のインナーなどでも代用できますが、浴衣用の肌着を着ていた方が下着を確実に隠せるので便利です。
一人で着付けをするのが慣れていない人は、胸元がかなり見えてしまいがちなので浴衣用肌着を着るのをオススメします。
巾着
和装バックやカゴバックでも大丈夫です。
ブランド物のバックなども問題ないのですが、浴衣を着るのであれば和の雰囲気で合わせてカバンにもオシャレをする方が綺麗です。
浴衣を一人で着付けるとどれくらい時間がかかるか?
浴衣を着るときは手順があります。その手順を守れば、初心者の方でもだいたい30分程度の時間で着付けを終わらせるようになります。
髪の毛を整えたり、化粧をするのは浴衣を着る前に済ませておいてください。浴衣を着た後にヘアメイクやメイクをすると、着崩れを起こしやすいからです。
せっかく綺麗に浴衣を着れても、着崩れをしてしまったらまた手直しをしないといけません。手間を増やさないためにも、浴衣の着付けをする前に全て準備しておきましょう。
また、着付けに必要なものは全部出しておきましょう。袋から開けたり、手の届く場所に無いと着崩れの原因にもなります。
早く浴衣を着付けようと頑張っていても、意味がありません。
どれだけ時間がかかっても、綺麗に美しく浴衣を着れるようにするのがいいです。一時間くらい浴衣の着付けの時間を取っておくのがオススメです。
浴衣の着付けの基本的なルールや部分を紹介!
浴衣を着る上での基本的なルール紹介します。
・浴衣の長さ:上前と下前の幅を決めたと同時に、浴衣の長さは「くるぶし」くらいになるようにしないといけません。±2cm長くても短くても問題ありません。
ですが、短すぎると変ですし、長すぎると裾を踏んでしまって転んでしまったりする可能性があるので、浴衣の長さは注意しましょう。
・浴衣の上前と下前を間違えないこと:一番注意して欲しいのがこのポイントです!ごく稀に見かけますが、これだけは間違えないでください!
理由は、着物を左前に着るのは、死装束の時だけだからです。つまり、左前に来てしまうと死人の着方となってしまうからです。
・衣紋は抜けすぎていても抜けていなくてもダメ:「衣紋を抜く」というのは女性らしい着こなしにするために必要なことです。
目安としては、首から衿まで握りこぶし一つ分ほどの感覚があれば問題ないです。
・お端折り(おはしょり):着物を着た時に、帯の下に出て折り返してあるとことのことです。
ここの部分で着物の長さを調節することができるので、おはしょりは覚えておくようにしましょう。
・派手すぎるアクセサリーはダメ:浴衣を着る際にはアクササリーをつけたいと思いますが、これは NG行為です。
季節感のある髪飾りで、オシャレやイベントを楽しむというのが「和装」の決まりになっています。
実際の浴衣の着付け方法やコツ
浴衣の着付けは、やることが多くて難しいと思う人が多いと思いますが、実際に手順を見てみるととても少なくて驚くかもしれません。
浴衣を羽織り、袖ラインを決める
上前と下前の幅を決める
腰紐を巻いて締めて結ぶ
おはしょりを整えます
襟を合わせ、衣紋を抜きます
2本目の腰紐を結びます
背中によっているシワを伸ばします
腰紐の上から伊達締めを結びます
完成です!!!
以上で終わりなんです!
もっと多いと思う人が多いですが、基本的なことはこれしか無いんです。綺麗に着付けをしたり、可愛く着付けをしたりするのであればもう少し時間がかかります。
ポイントポイントでコツを教えていきます。
・上前と下前の幅を決める:最初に上前の方を決めましょう。そのほうがスムーズに着ることができます。
・腰紐の結び方:一般的に腰紐を結ぶときは「片輪結び」です。これが一番しっかり紐が結べるので、これをオススメします。
しかし、片輪結びをうまくできないのであれば、リボン結びでも問題ありません。
・おはしょりは後ろから整える:初心者のうちは「おはしょり」を作るのに苦戦すると思います。一番苦労するのがこの部分だからです。
でも、鏡を見ながら左右に整えればそんなに難しくないです。頑張って綺麗に着てみましょう。
・伊達締めをしても気を抜かない:伊達締めをするとやっと終わったと思うかもしれませんが、実際はこれでは終わっってはいけません。
もう一度鏡を確認して、後ろにシワが寄っていないか、浴衣の丈は長すぎないかなど、しっかり細部まで確認しましょう。
最後まで気を抜かずにチェックするのが、一人で綺麗に可愛く浴衣を着る最大のポイントとコツになります!
せっかくなら着崩れしたくない!という方は浴衣を一人で着付ける時に着崩れしない注意点!こちらでコツを紹介!
浴衣の着付けを練習したからといって初心を忘れない
一番簡単にできる「一人での浴衣の着付けの方法」やポイントでした。何度も浴衣を着ていくと慣れたと思いがちです。慣れたと思っていても早く着こなせるようになっただけで、実際は細部にまで注意がいっていなかったりします。
できるだけ、初心を忘れずに着付けを頑張って見ましょう。
また、ここで記載はしなかったのですが、帯の締め方や、浴衣の種類など様々なものがあります。
帯のオシャレな締め方や、浴衣と帯のマッチのさせ方など数多く着付けの楽しみ方ができます。
ですので、ぜひ浴衣を一人で着れるようになって見てください!
この記事の著者
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