夏の浅草に浴衣が映える!非日常なとうろう流しを体験しよう!
浅草の夏の名物イベントといえば花火大会ですが、もう一つ有名なイベントがあります。
それが「とうろう流し」の行事。
古来からの日本の行事でありながら、実際にはどんな行事かよくわからないという人も少ないないはず。
浅草で行われる「とうろう流し」をご紹介します。
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浅草のとうろう流しはどんなイベント?
とうろう流しは昔からあるお盆の時期の伝統行事です。お盆の行事はいろいろありますね。
夏祭りとか盆踊りとか、花火大会もその時期に合わせて開催している場合もあります。
お盆の行事には“動”と“静”の行事があり、お祭りや盆踊りなどは動の行事といっていいかもしれません。
対して静の行事がとうろう流し。京都大文字の送り火などもそうですね。
とうろう流しはお盆に帰ってきていた故人の魂を送り出す行事です。
海や川など流れのある水にお供え物などを浮かべ、そこに灯りをともして流すというものが基本でした。
地域によっていろいろなやり方がありますが、現在はお供え物などを流すと海や川などの環境が悪くなるということで廃止されたところも少なくないですね。
現在はとうろうだけを流すイベントとして催されている場合がほとんどです。
夏祭り的要素が大きくなったわけですね。
独特で幻想的な光景は、日本の風物詩として国際的にも有名になり、外国人観光客も多く訪れています。
浅草とうろう流しの開催日と参加方法
浅草のとうろう流しは関東大震災や東京大空襲で亡くなった人たちを供養し偲ぶ目的で始められました。
大規模で幻想的な光景が、今では世界的にも評判になっています。
2018年は8月11日(土)開催予定です。雨の場合順延となります。
時間は18:30~20:15
場所は隅田川公園親水テラス吾妻橋付近です。
料金はとうろう一基の値段で、1,500円になります。
参加手順
・14:00くらいから受付が始まりますので、そちらで申し込みます。とうろうが無くなり次第終了となります。
・地下のギャラリーで自分のとうろうに送る人(故人)の名前や願いごとなどを書きます。
・地上のとうろう台のある場所でスタッフに灯をともしてもらい、とうろう台にて流します。
浅草で浴衣をレンタルして、灯籠流しに合わせて浴衣散策をしようという方はこちらをご参照ください。
>夏の浅草に来たら浴衣レンタル♪特別な1日を演出できるおすすめコース!
浅草とうろう流しの心得は?
とうろう流しはお祭りではありません。あくまでも故人を偲び送る行事です。
ですからお祭りや花火のように屋台も出ません。
だからといって、地味な服装をしなければならないとかそんなことはありませんので、華やかな浴衣は大歓迎です。
騒がしい行事ではありませんが、盆踊りなどと同様ご先祖様に喜んでもらう行事でもあるので、華やかな方がいいに決まってますね。
とうろう流しの良さは、参加することだけでなく、その美しく幻想的な雰囲気の中に浸ることだと思います。
水に浮かび流れていく灯りを見つめながらいろんなことに思いをはせるのもたまには良いのではないでしょうか。
“思いをはせる”というのは、ただ思うだけでなく距離感を表します。
遠くにいる人、普段は考えない遠くにある事柄、いつもは身近に感じることのない人や物事に対して考えることが“思いをはせる”ということなのです。
しみじみとした静けさと美しさに包まれて非日常的な空間にいる間、いつもは考えない何かに思いをはせてみませんか?
浅草とうろう流しは夏の静かな思い出作りの一つ。浴衣レンタルで華やかに夏の非日常的な夜を楽しんでみるのはどうでしょうか。
※花乃和服の記事では、夏の暑い浅草で浴衣を着用する際の流れや注意点も紹介しております。
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