着物姿が瘦せて見える着付け方・色/柄選びのコツを紹介!太って見えないための注意点も解説
着物をおしゃれに着こなすため、着痩せする色や着付け方に注目したい方は多いのではないでしょうか。
着物は着付けの工夫次第で体型の印象を大きく変えられます。
そのため自分の体型に合った着付け方を選べば、痩せてきれいに見える和装姿を目指せるでしょう。
本記事では着物の痩せて見える着付け方や選び方を解説します。
体型にコンプレックスがある方や着物姿で着痩せを目指したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
梨花和服では豊富な色柄の着物を取り揃えているため、自分に似合う着物で1日限りのおしゃれな和装を楽しみたい方におすすめです。
着物は着付け方によって太っても痩せても見える
着物は着付け方の工夫次第で、実際の体型を問わず太っても痩せても見えます。
和装で痩せて見えるために意識すべきポイントは、身長や体重ではありません。
脂肪の付き方や骨格、肩幅などによっても取り入れるべき着付けのアレンジ方法は変わります。
同じ着物でも衿の合わせ方や裾の高さ、補正下着の合わせ方次第でシルエットはガラリと変わるため、自分に合った着付け方を見つけるだけで素敵な和装を楽しめるでしょう。
気になる体型の特徴別に着物姿が痩せて見える着付け方のコツを紹介
着物の痩せて見える着付け方のコツを、体型のコンプレックス別に紹介します。
- 身長が低い
- 首が短い
- 肩幅が広い
- 胸(バスト)が大きい
- お腹まわり(ウエスト)が気になる
- お尻(ヒップ)が大きい
着物でのおしゃれを突き詰めたい方は、ぜひ自分の体型に合った着付け方のコツを取り入れてみてください。
身長が低い
身長の低さがコンプレックスな方は帯の下から出すおはしょりが短くなるよう、高めの位置で腰紐を結びましょう。
着物を着ることで身長がより低く見えてしまう原因として、おはしょりが大きくなりすぎることが挙げられます。
おはしょりが大きいと腰の位置が低く見えたり、大きい着物を無理して着ているように見せたりしてしまいます。
そのため、おはしょりが短く見えるよう腰の高い位置で腰紐を結んで、腰まわりをスッキリ見せることがポイントです。
おはしょりを作るべき位置は、選んだ着物のサイズによっても変わります。
着物を着る際は自分の身長や骨格をもとに、着物姿が映える高さに調整して腰紐を結んでください。
首が短い
首の短さが気になる場合は半衿(はんえり)の合わせ方や見え方に工夫して着付ければ、首周りをすっきり見せられます。
- 半衿を多めに見せて首にあたる部分を広く見せる
- 衿の合わせ方が鋭角になるよう合わせて首を長く見せる
着物は鎖骨が見えないように合わせることが大切ではあるものの、詰まりすぎると首が短く見えてしまいます。
そのため、首を長く見せたい場合は半衿を多く見せるほか、合わせ方が鋭角になるよう着付けることがポイントです。
半衿と合わせる着物の色を大きく変えれば衿の合わせがさらにわかりやすく、首元のVラインをより強調させられます。
首が長く見えれば顔が小さく見えて顔まわりをすっきり見せられるため、着痩せを目指す際は首まわりの工夫も取り入れてみてください。
肩幅が広い
肩幅が広くたくましい体型に見えてしまう方は、衣紋を広めに抜く着付け方がおすすめです。
衣紋を多めに抜いて首元から衿を離すことには、着痩せにおいて以下のメリットがあります。
- 首元に余白が生まれて首元が華奢に見える
- 衿から肩までの距離が縮んで肩幅が広い印象を軽減させられる
衣紋を広めに抜くことは、首元の華奢感と肩幅を短く見せることの両方に利点のある着付け方です。
また、衣紋を離して寝かせれば肩周りがなだらかに下がるシルエットになるため、いかり肩にお悩みの方にもおすすめの着付け方です。
肩周りのたくましさや広さが気になる方は、衣紋を広めに抜いて寝かせることで、肩周りをすっきり見せてください。
胸(バスト)が大きい
胸の大きさが気になる場合は、和装用ブラジャーでバスト周りのシルエットを補正することがおすすめです。
着物は腰回りで帯を締めるため、胸が大きいと帯に胸が乗ったり胸元が強調されたりして太って見える場合があります。
そのため着物を着付ける際は胸を強調しないよう、下着選びから工夫することが大切です。
和装用ブラジャーはバストラインをなだらかに見せられるように設計されており、着物の下に着けるだけで体型を補正できます。
胸の大きさが気になる方は、和装用ブラジャーを合わせて着物を着付けてみてください。
なお、着物レンタルなど1日限りの和装で胸元を補正したい場合は、ブラトップやノンワイヤーブラで代用することも選択肢の1つです。
お腹まわり(ウエスト)が気になる
お腹まわりのラインが気になる場合は、胸元やお尻のラインとのバランスを見ながら補正してください。
- ウエストが細い場合:腰にタオルを入れて凹凸をなくす
- ウエストが太い場合:補正下着を入れるほか、柔らかい素材の帯を合わせる
着物は胸元やお尻との凹凸を減らすような着付け方の工夫が必要です。
自分の体型をもとにウエストを補正したい場合は、兵児帯やチュール帯など柔らかい帯を合わせることもおすすめです。
ウエストの補正では、補正がずれないよう腰紐をきつめに結ぶ場合もあり、腰の締め付けで苦しくなる恐れがあります。
しかし柔らかい帯を締めて腰の補正を固定すれば締め付けの負担も減らせるため、負担を減らしつつきれいな着物姿を目指せます。
お尻(ヒップ)が大きい
お尻の大きさが気になる場合は、帯選びや裾の合わせ方で下半身をすっきり見せられます。
- 濃い色で幅のある帯を選ぶ
- 裾すぼまりになるように着付ける
太い帯は背中の結び目を大きく立体的に作りやすくもあるため、結び方にも工夫して横から見た腰からお尻のラインもカバーしてください。
また着物の裾が狭くなるよう、着付ける際は裾すぼまりを意識することも大切です。
着物は一般的に筒状に着付けるため、お尻が大きいと裾も広がりどっしりした印象を持たせる恐れがあります。
そのため裾すぼまりになるように着付ければ、下半身をすっきり着痩せして見せられます。
裾すぼまりな着付けは大股で歩くと着崩れて裾が広がる恐れもあるため、着付けた際は小股を意識して歩きましょう。
ぽっちゃり体型の方は着物の着付け方次第で体型をカバーしやすい
ぽっちゃり体型をコンプレックスと捉える方は多いものの、ぽっちゃりな方は着物が似合いやすいです。
凹凸が少ないぽっちゃり体型の方は補正すべき要素が少なく、手軽に着物を着付けられます。
また体型で気になるポイントがあれば着付け方の工夫でカバーできるため、アレンジ次第で体型の印象を大きく変えられるでしょう。
「ぽっちゃり体型が気になる」とお悩みの方こそ、ぜひ自分に似合う着付け方を取り入れて着物でのおしゃれを楽しんでみてください。
痩せて見える着物姿に着付けてほしい方は梨花和服をご利用ください
おしゃれな着物を痩せて見える着付け方で楽しみたいのであれば、梨花和服がおすすめです。
梨花和服ではおしゃれなトレンド着物一式のレンタルとプロによる着付けを提供しています。
レンタルと着付けは完全予約制で承っており、プロの着付けスタッフが利用者1人ひとりに合わせて着付けいたします。
着付けに必要な小物類もまとめてレンタルを提供しており手ぶらで来店でき、着物の手持ちがない方や旅行中の方にもぴったりです。
体型のコンプレックスや取り入れたいアレンジを直接相談できるため、着付けの技術や知識がない方も、ぜひ梨花和服の着物レンタルをご利用ください。
着付け方以外で痩せて見える着物姿に仕上げるコツ
着付け方以外にも、着物には着痩せして見えるコツがさまざまあります。
- 身長に合わせたサイズを選ぶ
- 膨張して見える色・柄の着物を避ける
- 着用時の姿勢や仕草を工夫する
- ヘアアレンジで全体のシルエットをカバーする
自分に似合う着物姿を目指すうえで、サイズや色柄は重要です。
より素敵な着物姿を目指すため、ぜひ着物の選び方や髪型の工夫も取り入れてみてください。
身長に合わせたサイズを選ぶ
着物は自分の身長に合ったサイズのものを選ぶことがおすすめです。
着物のサイズは、背面で見た衿から裾までの長さ(高さ)を指します。
一般的に、女性の着物は自分の身長と同等の身丈のものを選んでおはしょりを作ることが理想的です。
自分に合ったサイズの着物を選ぶことは着崩れ防止の観点から見ても大切であるため、選ぶ際は自分の身長をもとにサイズを選んでください。
膨張して見える色・柄の着物を避ける
痩せて見える着物を選ぶなら、膨張して見える色柄は避けましょう。
特に着痩せを重視するなら注意したい色柄は、以下の通りです。
- 色:白、黄色、赤などの淡い色や暖色
- 柄:ボーダー柄、市松模様、大きい花柄
膨張して見える色柄を選ぶと、視覚効果から実際の体型よりも体が大きく膨らんで見えてしまいます。
また大きな花柄やドット柄は着物自体も大きく見え、体が大きな印象を持たせるため注意が必要です。
着痩せして見える着物を選ぶなら、引き締まって見える暗い色や寒色のほか、ストライプや小ぶりな柄ですっきりとした印象を持たせてください。
着用時の姿勢や仕草を工夫する
着物で着痩せを目指すなら、着用時の姿勢や仕草にも注意しましょう。
猫背で背中が丸くなったり大股で歩いて裾が広がったりすると、だらしない印象や着膨れした印象を持たせてしまいます。
そのため、着物を着る際は以下の姿勢や仕草を意識することが大切です。
- 背筋を伸ばして顎を引く
- 歩くときは小股で足を動かす
- お腹に力を入れて引き締める
- 指先を揃えてすらっと見せる
きれいな姿勢や仕草の意識は、着痩せして見えるだけでなく上品な姿にも見せられます。
美しい姿勢や仕草を取り入れて、より美しい着物姿を印象付けてください。
ヘアアレンジで全体のシルエットをカバーする
ヘアアレンジは顔まわりの印象を大きく変えられます。
輪郭や首の長さのコンプレックスをカバーできる髪型もあるため、自分の顔立ちに合ったヘアアレンジを取り入れましょう。
梨花和服では、着物に似合うおしゃれなヘアセットメニューを展開しています。
- ポニーテールアレンジ
- 編みおろし
- 編みおろしツイン
- アップヘア
- ボブ・ショートアレンジ
メニューを軸にプロのスタイリストと話し合いながらアレンジしてもらえるため、自分では難しいアレンジも気軽に挑戦できます。
体型や顔の輪郭をカバーしたい方は、ぜひヘアアレンジの工夫も取り入れてみてください。
着物の着付け方でミスすると逆に太って見えるので注意
着物で痩せて見える着付け方を考えるなら知っておきたい注意点を、2つ紹介します。
- 基本的な着付け方が守られていない
- 体型を補正しすぎている
素敵な着物姿を目指すなら、着付けの基本や着崩れ防止から押さえておくことも大切です。
着痩せする着付け方と合わせて考えるべき着物の注意点を、それぞれご覧ください。
基本的な着付け方が守られていない
着物の着痩せして見える着付け方の工夫は、基本的な着付けを守ったうえで取り入れることが大前提です。
基本的な着付け方を守っていなければ、着崩れやすかったり着物姿がだらしない印象を持たせたりします。
帯がもたついていないか、裾や衿合わせがゆるんでいないか確認しながら基本の着付け方から押さえてください。
着物の着付けに自信がない場合は、着物レンタルを利用してプロに着付けを任せるのもおすすめです。
体型を補正しすぎている
体型を補正しすぎると、着物姿が着崩れやすくなり逆効果です。
補正のために着物の下にあれこれと小物を加えれば、小物それぞれのずれが気になってしまうほか、体を締め上げすぎて長時間の外出に負担を感じる恐れがあります。
特に腰回りは胸やお尻が大きいからとタオルなどを用いて補正しすぎると、ウエストも太くなりかえって着太りして見えるため注意が必要です。
着物を着る際は和装用下着なども活用して、最低限の補正で済むように着付け方を工夫してください。
痩せて見える着物の着付け方・選び方を実践して体型をカバーしましょう
着物は痩せて見える着付け方の工夫を取り入れることで、より美しくすっきりとした姿を目指せます。
自分の体型に関するコンプレックスをもとに着付け方を工夫して、自分に自信を持てる着物姿を楽しみましょう。
梨花和服では、おしゃれな着物の一式レンタルとプロによる着付けとヘアアレンジを提供しています。
着付けの技術がなくても、相談のうえ着付けを担当するプロに体型のコンプレックスや取り入れたいアレンジを取り入れてもらえます。
おしゃれな着物を素敵に着こなしたい方は、ぜひ梨花和服の着物レンタルをご利用ください。
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