隅田川花火大会で浴衣を着て屋台食べ歩きを楽しみための3つの鉄則
今年も花火大会の季節がやってきました!
2019年の隅田川花火大会は7月27日(土)19:00~20:30
(※荒天の場合は翌日7月28日(日)に順延・延期)
花火大会といえば、夜空を彩る大輪の花火が一番の見所ですが、やっぱり外せないのは屋台ですよね。
今回は、隅田川花火大会で浴衣レンタルをしても安心な屋台の楽しみ方をご紹介します。
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隅田川花火大会の屋台を楽しむには
隅田川花火大会は、規模が大きいため第一会場と第二会場のふたつに分かれています。
第一会場は、桜橋下流から言問橋上流、第二会場は、駒形橋下流から厩橋上流です。
第一会場周辺は、浅草寺や隅田公園などの屋台出店スポットがたくさんあります。
花火の打ち上げ開始時刻が近づくにつれて、めちゃくちゃ混雑してきますので、時間に余裕をもってお出掛けされるのをおすすめします。屋台は、早いところで15時ごろから開店しています。
明るい時間に腹ごしらえをすませてゆっくり花火を楽しみましょう。
屋台グルメのおすすめは、「電球ソーダ」です。
なんと電球の中にカラフルなドリンクが入っています。ポップでキュートなカラーは、インスタ映え間違いなし!
隅田川花火大会の屋台を浴衣で楽しむマル秘アイテム
せっかく花火大会にお出掛けするなら、浴衣を着たいですよね。でも歩きなれない下駄をはくのは少し心配…。
そんな方には、あらかじめ親指と人差し指の間に目立たない絆創膏などでテーピングをしておくといいですよ。
もし、靴擦れができてしまったら痛くて歩けなくなっちゃいますから、予備の絆創膏も忘れずに。
また、食べ歩きするとなると心配なのが、浴衣を汚してしまうこと。
浴衣の袂(たもと・袖の下の袋状になったところ)にハンカチを忍ばせておくのもいいのですが、おすすめは、懐紙を懐(ふところ)に入れておくこと。懐紙(かいし)とは、お茶席や和会席などで使われる小さめで薄手の和紙のことです。
ハンカチやティッシュ代わりに使ったり、受け皿のように使ったりと使い道はいろいろ。
周囲にごみ箱がないときは、袂に落とし込んでしまえば、ごみも気になりません。
懐からスッとお懐紙をだす仕草は、オトナのたしなみを感じさせますよ。
隅田川花火大会を浴衣でロマンチックに楽しむなら
隅田川花火大会は、毎年70万人以上の人出がある大人気の花火大会です。
人ごみの中、慣れない浴衣で移動するのは大変ですよね。和服の所作は、洋服とは違います。
いつもの洋服のつもりで動くと、思わぬ着崩れの原因にもなってしまいます。
せっかく浴衣を着るのですから、エレガントな所作でロマンチックに。
まず、下駄で歩くときはあまり足を上げずに歩幅を小さく歩きます。
階段や段差では、右手で太もものあたりの布を少し摘み上げます。内股で一歩一歩踏み出しましょう。
すると足さばきもよく、見た目も上品です。腕を伸ばすときには、反対側の手で袂を押さえます。
着崩れの簡単な直し方も覚えておくといいでしょう。
衿がゆるんで胸元がはだけてきたときには、上前のおはしょりを下に引っ張り、下前は身八ツ口(脇の空いたところ)から手を入れて衿を引っ張ります。
背中側がもたついてきたときには、両手を背中心の両脇に添えて、おはしょりを下に引っ張ります。
いかがでしたか?隅田川花火大会の屋台はお早目に!浴衣で食べ歩きするコツについてご紹介しました。
ぜひ、この記事を参考にして、楽しい時間をお過ごしください。
この記事の著者
着物レンタル 梨花和服
東京と京都で着物レンタル店複数店舗運営
年間の着付け実績数は5万人を超える。
記事執筆については着付け資格保有者の監修・校閲を受けています。