初詣に着物で行く際の注意点やおすすめの着物

「お正月には晴れ着を着て初詣に行きたい!」と考える人も多いですよね。初詣のときに着物を着ている女性はどのくらいいるのでしょうか?
もし着物を着るとすれば、どんな着物が向いているのかも含めて、気になる情報を紹介します。
初詣の着物レンタルに関する情報はこちらにまとまっております。
>京都の初詣で着物レンタルをする時の注意点5選
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初詣で着物を着る女性の割合は数%?
着物に関するアンケート調査の結果を見ると、1年以内に着物を着たことがあると答える人は15%前後です。3年以内に来たことがあるとする人もおあんじくらい存在します。
一体いつ着物を着たのかというアンケート結果では、お正月をあげる人が25%ほどいました。この数字をそのまま当てはめると、お正月の初詣に着物を着る人は100人中4、5人ということになりそうです。
アンケート調査はランダムな数百人に聞いたもののため、実際はもう少し変化があるかもしれません。また、10代の結果は表示されていないため、初詣デートなどで着物を着る学生さんなどはもう少し多いかもしれませんね。
そのほか、基本的な着物の着用経験を訊ねたアンケートでは、ある程度の年齢になってから着物を着たことがある人は約半数とのことです。その中で、お正月に着物を着たことがあると答えた人が1割います。
毎年着用するわけではないと考えると、やはり初詣に着物を着ている人は少ないと考えられるでしょう。
出典:https://www.sankeiliving.co.jp/research/ol/086.html
出典:https://www.google.com/amp/s/prtimes.jp/main/html/rd/amp/p/000000550.000007815.html
周囲を見渡してみても初詣で着物を着る人は少数派
アンケート結果の裏付けがなくても、実際の初詣で着物の人が少ないのは見ただけでわかります。特に混み合う神社などになると、普段着ていない着物での行動に不安があるのかもしれません。
しかし、着物を着ていけばそのぶん目立てるのは間違いなさそうです。写真撮影や気持ちを引き締めたいときにもぴったりですね。
初詣に着ていく着物の種類とは?
初詣には、どんな着物を着ていくのが一般的なのでしょうか?着物選びで悩んでいる場合は、まず初詣に適した着物の種類を知りましょう。
振袖
10代、20代女性が初詣に着る着物として、一般的なのが振袖です。振袖は若い女性が着る着物とされており、若いからこそ楽しめるおしゃれという感覚で振袖を着る人はたくさんいます。
特に、成人式や卒業式で振袖を準備した人は、せっかくの着物を着る機会だからと初詣でも着る人が多いでしょう。
訪問着
振袖を着る年齢ではないけれど華やかな柄の着物を着たいと考えるなら訪問着が適しています。
お正月に切る着物の種類にルールはありませんが、どうせなら豪華で華やかな着物のほうがめでたい気持ちを表現できますよね。お気に入りの着物で初詣に出かけてみましょう。
振袖と訪問着の違いを知りたい方はこちらをご覧ください
>訪問着と振袖の違いは?
小紋・紬
初詣の着物には、これといったルールはありません。普段の街歩きに使える小紋や紬でも、マナー違反にはなりませんよ。
大きな袖の振袖や、高価な訪問着では堅苦しく感じるときは、小紋や紬で出かけましょう。ただし「お正月らしく格の高い着物を着たい」と考えるなら、振袖や訪問着のほうが合っています。
おめでたい柄の着物は初詣にもよく合う
初詣に着用されるのは、縁起のよい柄の着物が一般的です。神様にお参りをしに行くのですから、不吉な柄の着物では少し心配ですよね。
これといった決まりはありませんが、せっかくなら1年のスタートを縁起のよい柄の着物で過ごしましょう。
初詣で着物を着用するときの注意点
「せっかくだから初詣に着物を着ていこう」と考えたとき、なにか注意しないといけないことはあるのでしょうか?楽しく着物を着こなすために気をつけておきたいポイントを紹介します!
防寒はしっかりと
成人式で着物を着たことがある人は想像がつくかもしれませんが、真冬に着物だけを着て街を出歩くのは無理があります。「成人式はお店での撮影と式典だけで室内だった」という場合、初詣のように長時間外にいることは想定していないかもしれません。
羽織やストール、コートなどを着てしっかり防寒しましょう。普段着ているインナーなども、襟ぐりが深ければ着物の下に着用できます。レギンスも裾から覗かなければ活用できそうです。
草履での靴ずれを予想しておこう
普段草履を履きなれていない場合、長時間歩くと指の股や足の甲がこすれてきます。水ぶくれなどができることもあり、混雑した神社ではなかなか対応が難しいでしょう。
足袋だけではケアできないと感じたときは、あらかじめ靴ずれしそうな場所に絆創膏を貼っておくか草履用のジェルパッドを使います。問題ないと思っていても予想外に長距離を歩くことになるかもしれません。
絆創膏程度は持っておくのがおすすめです。
お手洗いは神社に行く前に済ませておく
混み合わない神社であっても、お手洗いを探すのは一苦労です。なるべく先に済ませておくか、神社の近くにお店などがあるか調べておきましょう。
普段の洋服とは寒さの感じ方も違うため、慌てなくても済むよう準備をしておくと安心です。急いで駆け込むと、足がもつれるなど怪我にもつながります。
着崩れないよう注意して歩く
外で着物が着崩れてしまうと、直すのが大変です。自分で着用できる場合はある程度処置ができますが、着付けをしてもらって出かけるときは特に注意しましょう。
人混みでは、袖がほかの人の荷物や体に絡まりやすく、裾を踏まれるなどの可能性もあります。自分の周りで何が起こっているか確認しながら、なるべく人が多すぎる場所を避けるなど、気をつけて歩きましょう。
この記事の著者
梨花和服は京都市内で嵐山、祇園、清水寺、京都駅前の4店舗。関東エリアで浅草、川越、鎌倉に着物レンタル店を3店舗展開し、2021年の年間ご利用実績は13万人以上!
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